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雲助月極十番

東京にもいよいよ真冬の北風が吹いてきましたね。
でも、あと2ヶ月ほど待てば南からの春一番が。
春生まれのせいかそればかり待ち遠しいです。

友人に、ファッション雑誌の編集者から突然、
好きが高じて華麗なるキャリア転身をした人がいます。

Vogue Nippon→GQ Japan →Nicola→女落語興行師

落語コンシェルジュ いたちや

女将りささん。女性の(しかも若い)興行師は非常に珍しいそうなのですが、
とってもたくましく活動してます。

今月、彼女がプロデュースした公演があります。

「雲助月極十番」1月17日(日本橋劇場)

落語家・五街道雲助師匠の独演会です。

パンフレット作りでは、私も応援で雲助師匠のポートレートを撮影しました。
師匠と初対面でしたが、気がすっと通っているような不思議な透明感のある
お方。
撮影場所は、深川近くのとある月極駐車場です。

まだ席が少し残っているそうなので、興味ある方はぜひ。
私もたまに寄席に行って落語を聴きますが、雲助師匠は未体験。
どんな落語を聴けるのか楽しみにしています。
雲助月極十番_a0086851_2144040.jpg
パンフレット。和風で素敵です。
by mayumiish | 2011-01-10 20:17 | アート | Comments(0)

浅草寄席の落語へ

このGWに東京に残り組の私は昨日、浅草演芸ホールへ
落語を聴きに行きました。

ここ数年、友人の坂野ゆかさんと東京の寄席巡りをしています。
お気に入りの落語家ができ、楽しさがさらに増してきました。
近ごろは、若手ながら安定感のある柳家三三(さんざ)の
巧みな落語が気に入ってるのですが、
ゆかさんが、三三とその師匠、柳家小三治がGW中に
浅草で上演することを見つけたので
さっそく夜の部を聴きにいったのです。
チケット売り場に行くと「今日はメンバー揃ってますから」
と言われ、演芸場内は満席の大にぎわい。
立ち見客もたくさんいました。

三三は短めに終わる軽い話しだったのがやや残念でしたが、
トリの小三治が満場の拍手で迎えられる頃には熱気も最高潮。
ホール内が笑いの渦に満ちあふれ、
何かものすごくポジティブなバイブレーションのようなものさえ
感じました。

寄席の客層は、若者からお年寄りまで老若男女、本当にさまざまです。
年齢がバラバラな人々が、このように壇上の一人の話芸を
一心に集中して聴き、一緒に大笑いする場は、ほかにあるでしょうか。
しかも、話の内容は江戸時代から何百年も伝わる古典的な演目です。
そんな舞台を、お弁当を食べながら観る人がいても咎められず、
落語はつくづくすごい伝統芸能だな、と思わされました。

ところで、寄席では、落語の合間に入る「いろもの」も見逃せない
芸の一つです。
マジックや漫才、曲芸、紙切りなど次々出てくるのですが、
昨日の大ヒットは漫才「昭和のいる・こいる」(略して、ノイコイ)。
「せっかちでいい加減な相づち」というスタイルが延々続くのですけど
二人のやり取りや間の加減があまりに可笑しくて、
持参した手ぬぐいが涙で濡れるほどウケまくりました。
隣の席のゆかさんに「笑いすぎ」と言われてしまいましたが、
オリジナリティーの高いノイコイの芸は、
過剰にTVに出てくる若手芸人などより、ずっと面白いと思いました。

浅草演芸ホールで「GW特別興行」としている昨日の出演メンバーは
5/10までずっと続きます。
GWに東京にいる人は、小三治、三三、のいる・こいるを聴きに
浅草に足を運んでみてはいかがですか?
浅草演芸ホール
紙切り芸・林家正楽の素晴らしい手さばきもお見逃しなく!
by mayumiish | 2008-05-04 23:39 | アート | Comments(0)

浅草の寄席

今日は浅草の寄席に落語を聴きに行きました。

しばらく前から友人のゆかさんと共に東京の寄席巡りを始めて、新宿の末廣亭、上野の鈴本演芸場に行き、今回は浅草演芸ホールです。

寄席には昼の部と夜の部があります。夜の部を聞くことにして、その前に浅草の美味しいもの巡りをしました。昼食は大正二年創業の並木薮蕎麦、その後ぶらぶら歩いて合羽橋付近で見つけた和菓子店の小倉最中アイス、梅園の宇治金時かき氷と、観光客気分で名物を満喫しました。浅草には気取らない名店が本当に多いですね。またユニークな名前の喫茶店が多いのも浅草の特徴。一番気になった店は、

「喫茶 オンリー 魔性の味」

いつか魔性の味を堪能してみなくては!

浅草演芸ホールには夜の中入りから入場しました。通常チケット2500円のところを、途中からのせいか2000円と割引料金でした。寄席は、どこも同じように落語の合間にマジックや傘回しなどの曲芸が入って、全体的に盛りだくさんで楽しい場です。今日のトリは三遊亭圓輔。私は落語の初心者ですが、トリとなる人の落語はさすがに安定感を感じます。今日は吉原の花魁とその亭主の話でしたが、古典落語は独特の固有名詞を知らないと話のポイントがつかめないこともあり、まだ勉強が必要です。

それでも何回か落語を見ると、共通する所作の意味などがわかってきます。同時に、枕(本筋前の小話)から本筋に入る時の巧みさ、着物の着こなし、羽織のヒモをすっと解いて脱ぐ時の粋さなど、細かいところまで芸を磨いている落語家の違いなども目に入るようになり、伝統芸能としての面白さをますます感じるようになりました。

TVに出るほど有名な人以外は、まだ落語家の名前をあまり知らないのですが、これまでの中で、鈴本演芸場で聴いた柳家三三の落語はとても印象に残っています。まだ若手の部類に入る人だと思いますが、話にすっと引きつけられ、最後のオチまでわくわくしながら聴き入った記憶があります。すると、仕事で知り合いになったSさんが落語好きで三三の大ファンということが判明。やはり、若手ながら実力派の落語家とのこと。お気に入りができると寄席に行く楽しみが倍増しそうです。

浅草では、浅草寺で灯籠会も行われていました。昼間は大にぎわいの浅草寺周辺ですが、夜は人がぐっと少ない中、たくさんの灯籠が地面に置かれて幻想的な空間を作り出していました。9/29まで、日没〜21:30の間灯るそうです。
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by mayumiish | 2007-09-17 23:12 | 日本 | Comments(0)


写真家です。文章も書きます ©Mayumi Ishii. All rights reserved.


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