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インド・インド

12/7、インド大使館ヨガ講師のシュクラ先生が3年間の日本滞在を終え、とうとうインドに帰って行きました。成田空港で見送りしたのですが、先生がイミグレーションのエリアに去っていくのを見ながら、なぜだか近いうちに再び会うような予感もしたのでした。

その帰り、四谷三丁目の元四谷第四小学校にあるNPO・CCAA(市民の芸術活動推進委員会でのイベントに行き、東野健一氏による「インド式紙芝居(ポトゥア)」を見てきました。この紙芝居は、絵巻物になった長い紙を上から下へと徐々に手で巻き取りながら、お話しを交えて見せていくというスタイル。その起源は、西ベンガル地方で、文字を持たないインド少数民族が天地創造の伝説や道徳、宗教の教えを伝承していくためのものだったようです。会場にはインドの紙芝居作品が、天井から床までの長い掛け軸のようにたくさん展示してありましたが、ミティラアートにも似た素朴な味わいを醸し、アートとしても大変に面白いものです。

西ベンガルでポトゥアを学んできた東野さんが披露する絵巻物紙芝居は、彼オリジナルの絵とお話し。伝説や宗教的要素のあるインドの紙芝居に比べて、海や陸の生き物が主人公だったりと、奇想天外、独特の宇宙観を湛えています。そして、東野さんの身体全身を使っての、迫力かつおおらかな話しぶりが何より魅力的。会場にいた大人も子供も一緒になって引き付けられていました。

彼の紙芝居を見ていると、全部がパノラマのようにつながる「鳥獣戯画」などの絵巻物を連想しました。やっぱり日本文化がベースだからでしょうか。水の形態のサイクルを長い長い絵巻物に描いた横山大観の大作「生々流転」も思い出したのですが、もしや絵巻物の起源はインド?

ムンバイのテロ以来、隣国パキスタン政府との関係が不穏な様相になってきましたが、今後の展開を気にしつつ、しばらく訪問してないインドへ久々にまた行きたくなってます。
by mayumiish | 2008-12-08 00:20 | アジア | Comments(0)


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