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印象派の人間模様も浮かぶ、カイユボット展のカタログ

ブリヂストン美術館で開催中の「カイユボット展 都市の印象派」が12月29日にとうとう最終日を迎えます。約半年前から展覧会の公認ブログを担当している間、カイユボットの作品をいろいろ見て魅力にはまり、今ではとても好きな画家の一人になったので、終了してしまうのが非常に惜しいです。

ブリヂストン美術館 カイユボット展ブログ

展覧会のブログにも書きましたが、カイユボットの作品はパリのオルセー美術館、マルモッタン・モネ美術館などが数点所蔵している他は個人蔵がほとんどなので、今回のように大きな展覧会は非常に貴重です。今のうちにぜひ!

また、おすすめなのはカイユボット展のカタログです。各作品解説のほか、印象派研究の第一人者である島田紀夫館長さんが執筆した解説「印象派グループ展のなかのカイユボットの位置 ールノワールへの信頼、モネとの友情、そしてドガとの確執」では、今や著名なモネやルノワールたちが若かった時代の様子や彼らとの人間模様、当時のパリ社会での印象派の受け止められ方などもうかがえます。印象派が好きな方にはとても面白い内容だと思います。

そして、巻末の年譜が詳しくて興味大です。

1877年 1月モネに2回、100フランを貸す。
    10月 モネに110フランを貸す、モネのため、額縁を60フランで購入する。

1878年 1月 モネに、3日に5フラン、15日に100フラン、月末に150フランを貸す。
    3月にはモネから《サン=ラザール駅》(685フラン)などを購入。前貸しをしていたため払ったのは1点あたり50フラン。
    11月13日 セザンヌが、カイユボットの母親が亡くなったことについてのおくやみを送る。

1881年 ピサロに宛て、印象派展を開催するにあたりドガについての不満を述べる(手紙の引用が続く)。

1883年 11月 カイユボットが前もって書いた遺言に「ルノワールは私が貸したお金のことを心配することがあってはいけない。彼の負債は完全にないものとし、・・・」と明記。

などなど!

カイユボットはモネに何度もお金を貸していたんですね。カイユボットが亡くなった時の遺言執行人はルノワールでした。

カタログからは、カイユボットの絵画の作品解説はもとより、彼が印象派の支援者と呼ばれる所以が詳しくわかったり人間像も想像でき、作品になおさら親しみを感じるようになりました。大切な保存版です。 この週末にすべり込みで展覧会に行かれる方は、カタログもぜひチェックしてみて下さいね♪
印象派の人間模様も浮かぶ、カイユボット展のカタログ_a0086851_125887.jpg

by mayumiish | 2013-12-28 01:32 | アート | Comments(0)

カイユボットブログ更新。「建物のペンキ塗り」

担当中のブリヂストン美術館カイユボットブログを更新しました。

ブリヂストン美術館カイユボットブログ/都市の直線を切り取る目「建物のペンキ塗り」

先日再びブリヂストン美術館に行って、一つ一つの作品をじっくり見てきました。
見れば見るほど味わい深いカイユボットの作品です。
新たな発見もあり。
その中で今回は「建物のペンキ塗り」にフォーカスしてみました。
東京にも共通する、都市の建築や町の光景に見られる直線ラインの捉え方が
写真的でもあり、とても興味深い作品です。

カイユボット展に前回行った時は、取材を兼ねて撮影に重点を置いていたので、
今回は音声ガイドをしっかり使ってみました。
BGMに、カイユボットと同じ時代に生きたドビュッシーの曲が流れたりと
工夫がちりばめられていて、とても楽しい気分で鑑賞できました。
これから行かれる方には、音声ガイドを利用することをぜひおすすめします!
by mayumiish | 2013-11-14 22:49 | アート | Comments(0)

カイユボット展の内覧会に行きました

今日10/10からブリヂストン美術館で
「都市の印象派 日本初の回顧展 カイユボット展」が始まります。

昨日、一足先に内覧会と開会式に出席してきました。
今担当中のブリヂストン美術館のブログにその様子を書きましたのでご覧下さいね。

いよいよオープン!都市の印象派 カイユボット展/ブリヂストン美術館ブログ

展覧会はとても見応えがあり素晴らしいです。
またじっくり観に行こうと思います。

カイユボット展の内覧会に行きました_a0086851_84343100.jpg

ブリヂストン美術館は京橋にあります♪
by mayumiish | 2013-10-10 07:52 | アート | Comments(0)

ブリヂストン美術館ブログ更新「イエールのカイユボット」

ブリヂストン美術館のカイユボット展がオープニング間近。
いよいよ10/10〜スタートです。

テレビのアート番組でカイユボットが紹介されて以来、
ブログのアクセス数が急に伸びて、増え続けています。
やっぱり、今でもテレビの効果は大きいのですね。

カイユボットを知らなかった人でも、作品を見てファンになる人が多い事でしょうか。
さらにファンが多くなるといいなと思いながらブログを書いています。

更新しました。
ブリヂストン美術館カイユボットブログ「イエールのカイユボット」

今回は、彼がパリ以外で多く描いた場所、パリ郊外のイエールを訪問した時のことを
書きましたよ。
by mayumiish | 2013-10-04 23:50 | アート | Comments(0)

弟が撮ったカイユボット

またまたカイユボットブログですが。
更新しました。

弟、マルシャルが撮ったカイユボット/ブリヂストン美術館カイユボット展ブログ

カイユボットの弟マルシャルは写真家でもあり、たくさん写真を撮っていたようです。
彼が撮影したカイユボットのポートレートを今回取りあげました。
さりげないながらカイユボットの人柄がしのばれるような雰囲気で
私もかなり気に入っている写真です。
by mayumiish | 2013-09-18 10:39 | アート | Comments(0)

オルセー美術館の学芸員さんに聞いた話〜カイユボットブログ

最近、カイユボットの話題ばかりですみません(笑)。

今、ちょうど南アフリカの原稿を書いているところで、集中モードです。
その間、前回書いた、ブリヂストン美術館カイユボットブログをご紹介しますね。

オルセーの学芸員さんが語るカイユボット 〜パリ8区を描く

あちらもまたそろそろ更新します。
by mayumiish | 2013-09-17 14:11 | アート | Comments(0)

カイユボット展の公認ブログを書きます。

この秋に、東京のブリヂストン美術館で日本で初めての
ギュスターヴ・カイユボット回顧展が開催されます。

ご縁があって、この展覧会の公認ブログを私が「写真家M」として(笑)
書かせていただくことになりました。
今月から本格的にスタートします。

先月のパリ行きは、そのカイユボットの足跡を巡る取材旅でした。
印象派の画家であり、モネ、ルノワール、ドガなどの強力な支援者でもあった人で、
知れば知るほど魅力的な人物だったようです。
彼が描いた絵もとても好み。
写真にも通じるものがある彼の作品や人物像について
いろいろご紹介する予定です。

ギュスターブ・カイユボットって誰?という人は特に、
ぜひブログをご訪問下さいね!

ブリヂストン美術館 カイユボット展ブログ
by mayumiish | 2013-07-22 17:09 | MEDIA | Comments(0)


写真家です。文章も書きます ©Mayumi Ishii. All rights reserved.


by mayumiish

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