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熱帯雨林の朝の色

ブログを毎日更新している人はすごいなーと感心します。
私もできるだけしようとは思うのですが、なかなかできません。

ブログのトップ写真は折々に変えていきたいと思います。
今の写真はボルネオ島のダヌムバレー付近です。
原生の熱帯雨林とセカンダリーフォレスト(一度伐採されてから森林に戻った)
が残っている場所。

この風景は早朝です。
ガイドをしてくれたナチュラリストの人が、前日に
「高い位置から撮影できるいい場所がある」というので、
朝、暗いうちにロッジを出て連れて行ってもらうと、なんと高い鉄塔。
鉄塔の写真があるサイト
天候観測の研究のための塔なのだそうです。

一体どうやって上るのかと聞くと、塔に設置されている
垂直の鉄のはしごを登って行くと言うのです。
うわ〜、と思ったけれども、風景を見たくて一生懸命登りましたよ。
垂直に登る行為は、頭を後ろに傾けるとその重さで
落ちそうな恐怖(=上を見上げられないストレス)を感じました。
また、高く登るほど引力が強くなるような気がしますが、
どうなのでしょう。
ロッククライミングできる人を尊敬します。

鉄塔の上からは、深い霧に包まれたジャングルが一望できて感動。
日の出前の神秘的な朝の色も撮影できました。

広がるジャングルの中には、オランウータンやテナガザル、ゾウ、
数百種類の鳥たち、珍しい植物、昆虫、爬虫類、菌類、バクテリアと
無数の多様な生命が生息しています。
また、森は新鮮な酸素も大量に放出するのです。

ただ、このダヌムバレー一帯は、森が保護された非常に貴重な地域ですが、
ボルネオ島には、森が伐採されてパームヤシの
プランテーションになってしまった土地があまりにも多いのが現状です。
ジャングルがなくなった地域の動植物たちは、どこに住めばよいのでしょう。

パームオイルを大量に使用する企業が環境団体などから非難され、
問題が少しずつ理解されているようですが、日本での理解はまだ少数?
ボルネオ島の問題については、このサイトが詳しいので
ぜひご参照ください。
ボルネオ保全トラスト・ジャパン

(Camera: Canon T90, Film: Fuji Velvia)
by mayumiish | 2011-03-01 23:14 | ボルネオ島 | Comments(0)

パームオイルの朗報ニュース/Cadburyチョコレート

 今朝、メールをチェックしたら、先日パームオイル問題のイベントに誘ってくれた三沢さんからメールが入っていました。「【速報】Cadburyがパームオイルの使用中止」というタイトルで。

 Cadburyはイギリスに本部を持つお菓子メーカーです。

「キャドバリー・グループは60を越える国で事業を展開、製品は世界のほぼ全ての国と地域で販売されています。世界のお菓子マーケットで、キャドバリーの チョコレート、ガム、キャンディを合わせたシェアは約10%を占め、世界最大級を誇ります。グループ全体の従業員数は約50,000人です。」
ーキャドバリー・ジャパンのホームページよりー

 そのCadbury(Cadbury New Zealand)が、商品のミルクチョコレートに使っていたパームオイルの使用を止め、原料を本来のココアバターに戻すことに決めた、とアナウンスをしたそうです。今後数週間以内に実行に移すとのこと

Cadbury stops using palm oil in chocolate/Stuff.co.nz

 その決定の要因となったのは、パームオイル使用への消費者からの大量の抗議メールや手紙だったとか。以前、私もブログで紹介しましたが、ニュージーランド動物園がCadburyチョコレートの販売を止めたりと、Cadburyに対してわりと大掛かりな抗議活動が展開されていました。それらの活動に答えた形の今回の決定です。消費者パワーもまとまると大きな力になるんですね!

 ただ、Cadburyはミルクチョコレート以外の種類のチョコレートもあるのでは?とキャドバリー・ジャパンのサイトを見たら、ほぼ全てミルクチョコレートがベースみたいな?ちなみに、その日本のサイトにはパームオイルについてのアナウンスは載っていませんでした。

 
by mayumiish | 2009-08-17 23:45 | 地球・自然・エコ | Comments(4)

「人と地球にキビシイ」パームオイルと付き合う方法

 インディペンデント・メディア「レアリゼ Realiser」というサイトを運営している三沢建直さんからメールをいただきました。環境や社会の問題について焦点を当て、世界各地のメンバーによるグループ・リサーチやレポート活動を展開しているサイトです。

 私が時々パームオイルの問題についてブログで書いているのを見つけて、イベントの開催をお知らせいただきました。

 今週の土曜日に恵比寿で「人と地球に厳しいパームオイルと付き合う方法」という会を開催するとのこと。パームオイルの問題は、地球温暖化や生物多様性のテーマに深く関わっていますが、マスメディアにはそれほど登場してきません。

 先頃の内閣府の世論調査によると、日本で「生物多様性」という言葉自体の認知度が非常に低く、聞いた事がないという人が61.5%で、「言葉の意味を知っている」と答えた人は12.8%だったそうです。

 まさに「生物多様性」の問題や日本の生活に関係が深いパームオイルの現状を知るのには、きっと良い機会のイベントなのではと思います。

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「人と地球に厳しいパームオイルと付き合う方法」
映画上映&トークイベント

●日時:2009年8月8日(土)18:00~20:00(開場17:30)

●場所:恵比寿 アサンテサーナカフェ(Asante Sana Cafe)
〒153-0062 目黒区三田2-7-10-102  
Tel. 03-3791-2147

●内容:
(1)ドキュメンタリー映画上映『近くて遠い油のはなし』(PARC2009年制作、上映時間22分)
(2) 小池 菜採 (特定非営利活動法人 アジア太平洋資料センター/PARC 講師)による解説
(3) 質疑応答とグループディスカッション

●入場料:1,500円(玄米おにぎり・飲み物付)先着25名(要予約)
     申込み先:Tel 03-3791-2147/Email: mail@nett.co.jp

●主催:インディペンデントメディア[レアリゼ]《パームオイル・ウォッチ・ユニット》

詳しくはこちらです。
「人と地球に厳しいパームオイルと付き合う方法」映画上映会&トークイベント

まだ受付中だそうなので、お時間のある方は出席してみてはいかがでしょうか。
by mayumiish | 2009-08-06 19:47 | 地球・自然・エコ | Comments(2)

ボルネオ島の後はウガンダが・・・

 パームオイル事業の大手ウィルマー社(Wilmar International Limited)が、マレーシアに続き、アフリカのウガンダにもパームオイルのプランテーションを展開する予定だそうです。

Palm oil producer Wilmar launches plantation in Uganda/Mongabay.com

 ボルネオ島の豊かな熱帯雨林を広範囲に伐採し、オランウータン、ゾウ、希少動物、野鳥などの住み処を奪ってきたパームオイル事業ですが、数字でわかりやすい経済効果に多くの焦点が当たれど、現地に行かないと見えない環境破壊や、サステナビリティーの状況を気にする人はまだ少ないのではと思います。

 地球環境が手遅れになれば、私たち人類など生き物の生存に深刻に関わってくるので、こういうニュースに目を向けたいものです。

 ニュージーランドのオークランド動物園は、この7月から、東南アジア産のパームオイルを原料にしているキャドバリー(Cadbury)チョコレート製品を販売しないことにしたとか。小さな活動かもしれませんが、このニュースはネットで世界に配信されたので、問題定義としては効果があるのだろうと思います。受け手側の意識次第ではあるけれど・・。
by mayumiish | 2009-07-31 22:54 | ボルネオ島 | Comments(4)

パームオイルについてのシンポジウム

パームオイルについてのシンポジウム_a0086851_2325039.jpg

地球・環境フォーラムから、2月に開催されるシンポジウムのお知らせが来ました。

シンポジウム「生物多様性と企業の役割~パーム油の現場から」

◎2009年2月17日(火) 10:30~17:30 

◎国連大学ウ・タント国際会議場 
 〒150-8925 東京都渋谷区神宮前5-53-70

◎無料(事前登録必要)

日本も大量に輸入している、ボルネオ島のパームオイルの生産や消費を通じて、生物の多様性と企業のあり方を考えるシンポジウムとのことです。

豊かな熱帯雨林が伐採され、パームオイルのプランテーションが面積を広げています。それを実際にボルネオ島で目にして以来気になり、以前も同様のテーマのシンポジウムを聞きに行ったのですが、ボルネオ島の現状や問題点、パームオイル産業の姿勢などがいろいろわかり、参考になりました。今回もパームオイル産業の企業人をはじめ、「緑の回廊プロジェクト」を進めるボルネオ保全トラストの坪内俊憲氏などがパネリストとして参加する予定のようです。

食料や洗剤の材料の他、近年はバイオ燃料としても注目されているパームオイルには、さまざまな課題があるものの、日本にそれほど知られていない部分も多いのが実情です。時間のある方は出席してみてはいかがでしょうか。

写真:ボルネオ島 Danum Valleyの朝。保護されている貴重な熱帯雨林です。
by mayumiish | 2009-01-10 21:57 | ボルネオ島 | Comments(2)

Azizahが25歳になる前に/パームオイル問題

久々に、パームオイル・プランテーションによる
熱帯雨林減少問題について。

You Tubeに、非常にわかりやすいビデオがありました。

Dove Onslaught(er) / You Tube (1分26秒)

今のペースで熱帯雨林が消えると、ビデオの女の子Azizahが
25歳になる前にインドネシア国土の98%の熱帯雨林が消滅
するだろうというメッセージ。

このビデオの52-53秒あたりの映像は、
ボルネオ島上空を飛ぶと広大に目に入る現状です。

このビデオを作ったのはGREENPEACE。
何かと物議を醸しだすこともある団体ですが、
この件では、Doveの生産会社ユニリーバ社から
持続可能なパームオイル生産へ切りかえるよう転換させることに
この5月に成功しているようです。
ユニリーバ・グローバルのプレスリリース

ユニリーバといえば、日本でもシャンプー「Dove」のCMで
おなじみの会社です。

ユニリーバ・ジャパンでも何か記載されているかと見たら、
「環境・社会報告書」のレポートはありましたが、
なぜか2006年のものという、だいぶ昔のレポートでした。
その中にもパームオイルについての記述がほんの少しありましたが、
具体的に何をしているのかはわかりませんでした。
ちなみに、ユニリーバUSAのサイトも、日本と似たようなもの。

で、もう一度ユニリーバ・グローバルのプレスリリースを見たら、
「ヨーロッパ」で使用されるパームオイルについてを
持続可能に転換する予定なのだそうです。
環境に対して消費者も敏感なヨーロッパらしいですね。

日本で販売されるDoveのシャンプーシリーズは
海外と成分が違うそうですが、パームオイルも使用されては
いないのでしょうか?
使用されているとしても、消費者がおとなしいから
動きがないのでしょうか?

シャンプーや化粧品などは特に、使用効果に注意が
行きがちですが、今回、このYou tubeビデオを見て
それだけじゃだめなのが今のグローバル社会、と
改めて思わされます。
by mayumiish | 2008-08-05 17:11 | 地球・自然・エコ | Comments(0)

真剣に考えたいパームオイル問題

天気予報によると、今晩の東京は雪だそうですね。

常夏の東南アジアに位置するボルネオ島やパプア・ニューギニアで
現在、バイオ燃料としてのパームオイル農園拡大が問題になっています。
*すでに食品、洗剤用として、生産のほとんどを日本へ輸出していますが
今後、燃料としての需要が高まる気配です。

以前のブログにも書きましたが、
パーム(アブラヤシ)農園は、現地の多様な生態系を壊すだけでなく、
カーボンを大量に吸収してくれる熱帯雨林を大規模に伐採することで、
バイオ燃料がかえって二酸化炭素問題すなわち温暖化を大きくするのでは
と懸念しています。

この問題に関するTV番組が本日(1/20)放映される予定です。

TBS 「夢の扉」18:30~19:00
ボルネオ…野生の傷ついた子ゾウ決死の救出作戦

パームオイルにまつわる問題がテーマらしいですが、
個人的には、現地に生息する動物だけでなく
人間にも直接影響を及ぼすテーマだと思うので
バイオ燃料が推進されそうな今こそ、
より多くの人が関心を持つことが必要じゃないかな、と思います。

熱帯雨林についてのサイトMONGABAY.COMです。
Tropical rainforest Conservation /MOMGABAY.COM

知り合いのライター・カメラマン関行宏さんから
教えてもらったサイトで、英語になりますが、
熱帯雨林にまつわる問題やインフォメーションが
とても充実しています。

2008年1/14の記事によると、パプア・ニューギニアのウッドラーク島では、
Vitroというデベロッパーが、森林の70%(!)を伐採してパーム農園を作る
プロジェクトを計画していたものの、
環境活動家による国際キャンペーンによって計画を中止したとのことです。

一方、パームオイル産業側では、パームオイルは熱帯雨林を破壊しない、
というアピールのキャンペーンを準備しているようです(2008年1/18の記事)

日本のメディアでニュースに上がってこない記事が
数多くあるので、要チェックです。

ご参考に、日本で展開するボルネオ島での森林回復活動です。

「緑の回廊基金」ボルネオ保全プロジェクト
募金を募って、動物が生息するボルネオ島キナバタンガン川流域の土地を
買い取り森林に戻すプロジェクトを展開

リコーによる熱帯林・オランウータン生息域回復プロジェクト
WWFマレーシアに協力してキナバタンガン川流域の植林などを援助
by mayumiish | 2008-01-20 11:36 | ボルネオ島 | Comments(2)


写真家です。文章も書きます ©Mayumi Ishii. All rights reserved.


by mayumiish

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