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エコ・リュクス!

雑誌「マリ・クレール」を見ていたら「エコ・リュクス」という言葉が目に飛び込んできました。この号では、地球温暖化の問題をアル・ゴア氏が投げかける映画「不都合な真実」に合わせて(?)大きなエコ特集を組んでいます。題して「『不都合な真実』を私たちだって知りたい!」。そして、エコな生活を送ることがリュクス(贅沢)だと提案しているようです。

この「リュクス」(luxe)という言葉、ここ2、3年前から女性誌で多く使われていますが、とうとうエコ・リュクスときたか!と感心してしまいました。

雑誌の中では、温暖化が原因とされる水位上昇によって水没の危機がある太平洋の島ツバルをレポートしたり、坂本龍一氏などエコ・リーダー(?)たちのエコへの個人的な取り組みなどなどを多岐に渡って紹介していて、興味深いです。

つい最近はネット内で「エコかっこいい」という言葉も見かけました。このネーミングもなかなかのアイデアですね。ネットには、参考になるようなエコ系のサイトも多いし、エコがかっこいいという認識がどんどん広まって行くのは良いことですが、かっこ良くても悪くてもエコな生活が必要な現在なのかな、と思うので、一時の流行にならず、より多くの人や企業に広まるといいなと思います。

ツバルの水没問題を紹介する日本語サイト
Tuvalu Overview

道路が思いきり冠水している写真や水位のデータなど、多くのインフォメーションがあります。
by mayumiish | 2007-02-16 19:31 | 地球・自然・エコ | Comments(6)

エコなライフスタイルの提案が満載のイベント

冷たい木枯らし1号が吹いた晴天の昨日、新宿御苑で催されていたイベント「ライフスタイル・フォーラム」に行ってきました。

このフォーラムは、大量生産→消費→廃棄というパターンの社会構造からの脱却や、地球温暖化防止など地球にやさしい生活を、身近なところから考えるきっかけづくりを目的にしたイベントで、今年で第7回目を数えるそうです。

今までこのイベントを知らなかったのですが、「アド*バイク」という、自転車でのエコな広告会社を始めたKさん(マイミクシイのコウさん)が出展するというので行ってみました。Kさんは去年私がイギリスのフェアトレードタウンへ取材に行ったことをきっかけに知り合いになった人で、フェアトレード認定ラベルの国際機関勤めを経て、今年「アド*バイク」の会社を興しました。1台数十万円もするユニークなデザインの自転車(ほかで見たことありません)を海外から調達するなど、本格的なビジネスへと準備万端です。

すでに国際エイズデーや、打ち水大作戦などの依頼で出動したとのことで、通行人の反応は上々だそうです。12月はエコ関係の大きなイベントのために街を走るとか。また、音楽家の坂本龍一氏やミスチルの櫻井氏が出資してエコな事業を支援する「ap bank」からのサポートも決定したそうで、新しいビジネスとしてのポテンシャルを感じます。自転車を使っての広告ビジネスはNYなど海外ではすでに行われているとのこと。現在、ライダーも募集中だそうです。街で「アド*バイク」を見かけたら声をかけてあげて下さい。

会場では興味深いものをあれこれ見つけました。その一つは、グリーンピース・ジャパンが発行した「True Food Guide / トゥルー・フード・ガイド」。大豆製品やお菓子、調味料などの製品ごとに、遺伝子組み換え原料の使用/不使用をリストアップした無料の小冊子で、役立ちものです。びっくりしたことに、ガイドによると現状は日本の法規制がゆるくて、製品に遺伝子組み換え原料が入っていても5%未満の基準を満たしていれば、「遺伝子組み換えではありません」との表示が可能なのだそうです。知りませんでした。このガイド、グリーンピース・ジャパンのサイトからも申し込めます。

またエコ関連の店や会社、団体がいろいろ出展する中、「日本ブータン友好協会」のブースがありました。なぜにブータン?と思ったら、ブータンの国王がGNH (Gross National Happiness=国民総幸福論)というものを提唱しているのだそうです。このフォーラムのコーディネーター、辻信一氏がその考えにインスパイアされたとか。

フェアトレード製品の店もいろいろありました。気になったのは、甘くて香ばしいフェアトレード・チョコレートを広める活動「チョコレート・レボリューション」。これについてはまた改めて書こうと思います。
by mayumiish | 2006-11-13 01:36 | 地球・自然・エコ | Comments(0)

エコなボルネオ・ネイチャーブック

今日、書店に行ったら「eco borneo ボルネオ・ネイチャーブック」(山と渓谷社)という本を見つけました。

ボルネオ島東部のマレーシア・サバ州を中心とした自然の宝庫をいろいろと紹介している本です。キナバタンガン川や、キナバル山、ダヌム・バレーなど、私も行ったことがあり太鼓判を押したい場所が載っていました。ボルネオ島をこよなく愛する(であろう)ネイチャーフォトグラファーたちが撮影した自然の美しい動物や植物たちのほかに、ジャングルの中のロッジやホテルなども紹介し、ボルネオ島の素敵なガイドブックになっています。

原生の熱帯雨林が残るダヌム・バレーの中のロッジ「ボルネオ・レインフォレスト・ロッジ」が特に私もおすすめしたい場所です。深いジャングルがすぐ目の前に広がる静かなロッジのテラスで深呼吸する空気はとても新鮮。また、数十メートルの高い木々が茂る森を歩きながら、野生のテナガザルやオランウータンに遭遇したり、美しい鳥の鳴き声に耳を澄ましたり、多様な植物たちに囲まれていると、自分が自然のほんの一部なんだということをしみじみ感じ取れます。ダヌム・バレーに行く時は、毎回同じナチュラリストの人に案内を頼むのですが、この本のボルネオ・レインフォレスト・ロッジのページの中で、地上高い吊り橋キャノピーウォークの写真にその彼が写っていました。そういえば、この写真を撮った自然写真家がボルネオ島によく来て動物達を熱心に撮影している、という話しをそのナチュラリストが話していたっけ、と思い出しました。

そして、この本が優れものなのは、ボルネオ島の単なるガイドブックではなく、エコロジーなどの面からボルネオ島が直面している問題や改善への取り組みについてもきちんと紹介しているという点です。例えば、サバ州では今、熱帯雨林が伐採されて、パーム(ヤシ)油用のヤシプランテーションにどんどん姿を変えています。それは、ボルネオ島の玄関口、コタキナバルから島の奥地へ飛行機で飛ぶ時に、まざまざと目に入ってくるのです。ブロッコリーのようにモコモコとして見える熱帯雨林に比べて、ヤシプランテーションは規則正しく大きな面積に並び、ちょっと不気味な感じにも見えます。昨年ボルネオ島に行った時は、その3年前に行った時より明らかにプランテーションの面積が増えていました。

「ボルネオ・ネイチャーブック」によると、1984年には森林面積の2.2%だったプランテーションが、2004年には16%と、20年で約8倍に増えたそうです。パーム油は自然からできるエコ製品として、洗剤や化粧品、石鹸、食物油として広く使われるようになり、マレーシアのパーム関連品は日本が輸入するパーム関連シェアのトップとなっています。(日本アセアンセンターの2005年資料)。天然素材で一見、環境にやさしそうなパーム油は、産地では熱帯雨林の生態系を壊して、森に住んでいた動植物の住み処を奪っていることはあまり知られていません。また、ジャングルがなくなったことによる気候の変化も、サバ在住の人が気にしていました。こういうことを知ってから、お店に並ぶパーム油原料の洗剤などを見ると、増殖したプランテーションを思い出して心が痛むようになりました。

この本では、そんな環境破壊について知った日本企業の取り組みが紹介されていました。サラヤという会社は「ヤシノミ石鹸」という製品をはじめとするパーム原料の製品を作っているそうです。けれども、ボルネオ島のヤシの木プランテーション問題について知り、環境保全プロジェクトを始めたそうです。会社のサイトを見ると、ヤシプランテーションの現状や問題などが詳しく説明され、いくつかの取り組みが紹介されています。

このような会社があるとボルネオ島の未来に少し希望が持てる一方、数ヶ月前に、日経のあるニュース記事を見ました。トヨタがパーム(ヤシ)油を原料とするバイオ燃料の試験生産を2009年からマレーシアで始めるそうです(NIKKEI NETの企業ニュース/2006年7月23日)。世界のトヨタがもし大規模に生産することに決めたら、プランテーションがますます増えることにならないかと気になる記事です。環境の状況に逆行しているような・・・。

話しがそれてしまいましたが、この「ボルネオ・ネイチャーブック」の本には、実際に行って体験できるボルネオ島の貴重な自然の魅力がたくさん紹介されています。日本から直行便も出ていて成田から約6時間。ボルネオ島は意外と近いですよ。
by mayumiish | 2006-09-26 19:34 | ボルネオ島 | Comments(0)


写真家です。文章も書きます ©Mayumi Ishii. All rights reserved.


by mayumiish

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