謹賀新年 2020
どのような新年をお迎えですか?
昨年はさまざまな出会いがあり、みなさまに大変にお世話
これまでの撮影仕事で海外あちこちに行った時、自然環境の変化や破壊を目にしたり聞いたりすることが多くなり、近年、人の生活習慣はこのままでいいのか?と思うことが多くなりました。 昨年は南極に撮影に行った時、海洋学者の人が「南極の海でもプラスチックが発見されている」と話すのを聞いて、問題の大きさをいよいよ実感しました。
日本でいえば、日本ウナギが絶滅危惧種になり、象牙の取引が国際的に規制されていても、ウナギや象牙製の印鑑などが変わらず人気だったり。また、日本には木造建築の伝統がありますが、東京オリンピックの競技場施設には、ボルネオ島など熱帯雨林の減少が危惧されている土地からの木材を大量に輸入して使用されていたりなど・・。 お正月でいえば、大量の年賀状が販売、消費されるのを見て、紙の原料は何だろうと気になるようになりました。
伝統や古くからの習慣を守ることは日本の美徳ですが、周
そこで、写真家として人として何ができるかな?と考えま
新年早々、世界で不穏な動きがあり、日本への影響が気になりますが、真面目に生きるみなさまにとって少しでもより良い世界になることをお祈りします。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
2020年1月 石井真弓
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by mayumiish
| 2020-01-06 00:17
| PHOTOGRAPHY
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「週刊朝日」歴史をたどる旅 ミャンマー・ヤンゴンの建築遺産
ひと雨ごとに秋が深まるこの頃ですね。
日没の時間も早いので、今の時期はひたすら冬至が待ち遠しいです。
今月掲載になった私の記事がネットにもアップされているのを発見しました。
『週刊朝日』
歴史をたどる旅 ミャンマー・ヤンゴンの建築遺産(撮影・文)
開発が進むヤンゴンに残る歴史建造物の保存活動を紹介しています。
またミャンマーに行って、もっと写真を撮りたい!
ところで、11/22〜26に開催されていた
『第23回写真家達によるチャリティー写真展』が無事に終了しました。
私の写真もご購入いただきました。ご協力どうもありがとうございました!
自分でもお気に入りの写真を出品したので、買っていただいて大変にうれしいです。
この後、売り上げを集計し、経費を引いた金額をNPO ACC21に寄贈します。
来年早々に寄贈式が行われる予定です。
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by mayumiish
| 2019-11-27 15:52
| MEDIA
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『第23回 写真家達によるチャリティー写真展』2019
毎年、フォトボランティアジャパン基金のメンバーとして参加してきた『写真家達によるチャリティー写真展』今年で23回目になりました。
これまで12月の開催が多かったですが、今年は今月、もうすぐ開催です!
『第23回 写真家達によるチャリティー写真展』
2019年11月22日〜26日(11:00〜19:30 最終日は〜18:30)
会場: MGG 光村グラフィックギャラリー(最寄り駅:大崎)
1点1万円にてフレーム付き写真を販売し、経費以外の売り上げ金全部を、子どもを支援する団体に寄贈する活動です。
今年のサブタイトルは「アジアの子どもと女性に夢を」。
寄贈先は、アジアで貧困に苦しむ人々を支援するNPO アジアコミュニティーセンター21(ACC21)です。
11/22は18:00〜オープニングレセプションもあります。
どなたもご参加自由、しかも無料なのでお時間があればぜひお越しください。
ただ、残念ながら私は出席できません。
私は4点出品します。その1枚は、今年の1月に取材で訪問した南極で出会ったジェンツーペンギンの写真です。このペンギンがくちばしで小さい石を運んでいることに気がつき、ずっと見ていると、トコトコ何度も往復しながら、せっせと巣作りをしていたのです。そのけなげな姿になんだか心を打たれてしまったのでした。もう1枚の写真も南極です。会場で見つけていただけるとうれしいです。
ところで、フォトボランティア・ジャパン基金の活動について、今月J-WAVEの番組『JK Radio Tokyo United』で紹介していただきました。収録のためにJ-WAVEを訪問してきましたが、番組パーソナリティーのジョン・カビラさんが、ラジオでの印象通り、とてもていねいな方でした。ちなみに、私はラジオには登場していません。
番組の下記のサイトで情報が見れますのでぜひご欄下さいね。
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by mayumiish
| 2019-11-20 22:44
| フォトボランティア
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『婦人画報』12月号/フランス・ボルドーの旅
お元気ですか?
このところ、ツイッターやインスタグラムなどSNSに重点が行ってしまい、
ブログをすっかりごぶさたしてしまいました。
そうこうしているうちに、もう11月!
なるべくブログを書きますのでまた訪問していただけるとうれしいです。
今日は出版物の紹介です。
『婦人画報』2019年12月号に、私が担当した記事が掲載されました。
「豪華客船で訪れる ボルドー、美食とワインの旅」(写真・文章)
記事にも書きましたが、ポナン社の船はラグジュリアスなだけでなく、燃料に重油を使わず、水やゴミの処理を船内で完結。船内でプラスチックを使わないなど、環境への負荷をできるだけ少なくする努力が大きい点で、世界のクルーズ船の中でトップクラスです。その部分でも好感が持てる会社だな、と思いました。
ポナンの船で、今年は南極の取材旅にも行ってきました。極地クルーズを得意とする会社だからこそ、環境への配慮が大きいのかもしれませんね。
そういえば、ヨーロッパでは、人々が地球温暖化について危機感の意識が高いため、観光業などのビジネス側もそれに即したものを提供しなければ、選ばれなくなるだろうと、フランスの旅で出会ったベルギー人のPR会社の人が話していました。なるほど。その動きが日本にも来るといいな・・・。
『婦人画報』12月号は現在発売中です。
機会があればご覧になってみてくださいね。
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by mayumiish
| 2019-11-08 23:20
| MEDIA
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ボランティアの心
7月初旬の西日本の豪雨で、岡山県、広島県、愛媛県など広範囲にわたる大水害が起きてしまいましたね。
被害にあってしまった方、避難生活をしている方々は、この猛暑で本当に大変だと思います。亡くなった方も多く、心からお見舞い申し上げます。
ネットにも出ていましたが、地震など災害の多いイタリア政府がしているように、被災した方のためにすばやくテントを設置したり、近くのホテルなどに泊まれるように、日本政府は予算を出すなどできないものでしょうか。今後も地震など災害があるとわかっているだけに、自治体などを通して準備しておくこともできるのではないかな・・。
災害時は、ボランティアの方々の活躍がめざましいですね。すぐに現地にかけつける方々をいつも尊敬します。今回も多くの人がボランティアで被災地に行っているようです。それぞれにできることをする姿は本当にすばらしいです。
そんなたくさんの人々の一人、建築家の坂茂さんは、避難所となる体育館にプライバシー空間をつくるために、紙管と布をたくさん用意して、岡山県、倉敷市の真備や総社市などに設置しているとのニュースを見ました。彼はVAN(Voluntary Architects Network)というボランティア団体を作っていて、国内外の他の場所でも同様の活動をしています。
以前、ある仕事で坂さんにインタビューした時、災害が起きた時は自分で必ず現地に出向いて、何をどのようにできるか、材料の調達場所、土地の環境などを見て決めるとお話ししていました。紙管を実際に見ると、太い竹のようにしっかりしつつ軽いので、災害地に適しているのだろうなと思います。また、坂さんは、京都の大学に彼の教え子の学生たちがいて、VANの活動を支えるシステムができているのが頼もしいです。
ボランティアといえば、今月は、タイ北部のチェンライにある洞窟に閉じ込められた12人の子供とサッカーコーチの救助大作戦が成功しましたね。行方不明の彼らを探すために洞窟の奥深くまで泳ぎ、第一発見者となったのは、洞窟ダイビングの世界の第一人者であるイギリス人ダイバーでした。ボランティアとしてイギリスから急遽かけつけたのです。活動中、残念ながらタイのダイバーの方が一人亡くなってしまいましたが、イギリスを初め複数国のダイバー、洞窟の中で子供たちの救出の準備をしたオーストラリア人の麻酔医師など、世界各地からのボランティが大きな働きをしていました。日本からはJICAの灌漑の専門家が行き、洞窟の水を汲み出す技術の手助けをしたそうですね。
さらに、忘れられないのは、チェンライの地元のボランティアです。ネットのニュースで目にしたのは、現地で作業をする人たちのために屋台のようにして食べ物を提供する人、洞窟近くで野営するタイの兵士たちの制服が汚れていることに気づき、毎晩引き取って夜中に洗濯し、翌朝届けていたランドリー店の経営者、そして、洞窟から汲み出した水が入って自分の畑が水没してしまうけれども、人命優先のために受け入れた農家の方もいました。まさにみんなの心が一丸となって見守っていたのですね。多国籍のボランティアが参加する救出作戦だったせいもあってか広く注目され、全員救出に成功した時は、世界中で安堵のため息が聞こえたに違いありません。
子供たちを洞窟で最初に発見したイギリス人のダイバーJohn Volanthenさんの本業はITコンサルタント、Rick Stantonさんは消防士とのこと。救出を終えた時、「自分たちはヒーローではない。計算通りに一つ一つやっただけだ」と、彼らがとても謙虚に自然体の雰囲気でインタビューに答えていたのが印象的。これまで培ってきたダイビングの経験と技術を信じて、生命の危険もある救出活動を率いた彼らのボランティア精神の尊さに触れ、人間であることの良さを少し見直したのでした。そして、自分を振り返り、何ができるだろうと思ってしまうのです。
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by mayumiish
| 2018-07-17 00:12
| つれづれ
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写真家です。文章も書きます ©Mayumi Ishii. All rights reserved.
by mayumiish
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