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ポートレート チベットの人

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 昔に撮影したチベットの写真を整理していたら、この男性の手がムドラ(手印)を象っていることに気づきました。チベット密教も暮らしの中にムドラを取り入れているのでしょうか。この形はヨガでは「Apan Mudra」と呼ばれるものです。それにしても、彼の服装といい帽子といい、チベットの人々のファッションセンスは素敵です。

(撮影 カメラ:キャノンT-90、 レンズ:85mm 1.2L)
by mayumiish | 2009-02-28 01:46 | PHOTOGRAPHY | Comments(4)

ファースト・ファッション

 先日、原宿のクレヨンハウスへ、オーガニックコスメを買いに。店の通りの電柱にいつの間にか「ロハス・ストリート」と表示が出てました。クレヨンハウス以外にエコ系の店は見当たらないですが、私が知らないだけで他にもあるのかな??

 その帰り、昨年オープンしたファッション店H&Mを初訪問してみました。オープン当時は行列ができるほどの大混雑でしたが、現在は普通の混み具合。昨年、海外旅の帰りに東京へ向かう成田エクスプレスの車内で、H&Mのフィンランド支店のスタッフとたまたま隣合い、彼女達が東京店のオープンの手伝いのために来日したと言っていたことを思い出しました。

 H&Mのような店展開を「ファースト・ファッション」と呼ぶそうですね。「ファーストフードのように素早くリーズナブルな値段で、シーズンのトレンド・ファッションを販売すること」を示すそうです。たしかに全体的にリーズナブルな品揃え。

 商品のラインは、同じくファースト・ファッション的なZARAとGAPの中間という感じでしょうか。クオリティー的には、ワンシーズンで終わるかも?でも値段が安いので、消費者もそれなりに割り切って買い物するのでしょう。

 ブルーが可愛いチェックのブラウスのタグを見たら、メイドイン・バングラデシュ。カットソーなどもバングラデシュ製が目につきました。大手企業の下請け縫製工場が多い国です。

 商品が安い=生産地の人件費が安い、の典型ですね。

 昨年、フェアトレード会社PEOPLE TREEの社長サフィアさんやスタッフの方々と共に、バングラデシュの地方にある生産地の村へ取材に行きました。そこでフェアトレード製品を作る人々の中に、以前は縫製工場で働いていた経験のある女性たちもいました。

 地方から首都ダッカへ出てきて朝から晩まで働き、身体を壊してしまったとのこと。その後、自分の村へ帰り、現在はフェアトレード活動をするNGOの元に働いていますが、身体を壊さずに収入を得られ、伝統的な村の生活を続けられることに満足しているとのことでした。それ以来、大量生産の安い製品を見るたび、生産地の労働環境を考えます。

 全体の物価が安い国だから人件費が安いことは問題ないのでは、という考えもあります。でも朝から晩まで働いて身体を壊してまで作られたものが、日本や欧米で消費者に買われてワンシーズンでおしまいになるシステムって、どうなのでしょう。それで儲けている会社にとっては好都合なことこの上ないのでしょうが。結局は、消費者の選択次第かな。
by mayumiish | 2009-02-25 18:06 | 地球・自然・エコ | Comments(4)

想像できます:中国で大げんか

 中国の河南省で、タクシーの運転手と乗客がとっくみ合いの大げんかをしたそうです。その原因は、乗客が運転手に聞いた「ご飯食べましたか?」という言葉だったとか。

「ご飯食べた?」、タクシー運転手と乗客「あいさつ」で大ゲンカー河南省/エキサイトニュース

 「ご飯食べましたか?」(吃飽了?/チーバオラ?)は中国ではあいさつがわり、と中国に行った時に現地の人から聞いた事がありますが、それを聞いたのは10年ぐらい前なので、今ではそうでもないのかな、と思うと時代の変化が興味深いです。

 それにしてもこのニュース、光景が非常によく想像できます。数年前、車をチャーターして中国の河北省を取材旅していた時、田舎道がいきなりが渋滞になって車が進まないので、何かと思えば、先の方で道の真ん中に車を止めた二人の男性が、どなり合いの大げんかをしているのでした。かなり感情的になっていて、1人なんて駄々っ子のように地面に寝ころんで手足をバタバタさせるほど。それを周りの人々が止めるでもなく取り囲んで見物。交通事故でもない様子で、日本だったら「早く道を空けろ」と文句が出ると思いますが、私の運転手も「しょうがない」みたいな感じで待つのみ。日本では考えられない光景に可笑しさまで感じたと同時に、体裁を大切にする日本との文化の違いというものをしみじみ感じたのでした。

 なので、こういうビデオを見ても、あまり驚きません。
 Youtube / A woman missed her flight at the boarding gate HKIA(香港の空港で飛行機に乗り遅れた女性)

400万回以上のビューってすごいですね。
by mayumiish | 2009-02-20 22:14 | アジア | Comments(2)

ラオスの思い出

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ルアンパバーン、メコン川の夕暮れ

(カメラ:キャノン5D、レンズ: キャノン EF200mm 2.8L)
by mayumiish | 2009-02-16 18:00 | PHOTOGRAPHY | Comments(4)

xChangeが盛況でした

 昨日の東京は春半ばのような暖かさで、半袖Tシャツを着ている人を目撃。でも本格的な春はもう少し先でしょうか。

 友人の母上が仲間と手織布の作品展をしているというので、午後から新宿に行きました。裂き織りなど、ざっくりとした糸での風合いのよいストールや衣服が多く展示され、カラフル。会場に置かれていた小さな機織り機を見ていたら「やってみますか」と誘われて、機織りに初挑戦しました。数センチ織っただけでしたが、つい夢中に。基本となる縦糸に対し横糸を変えながら手で織っていく様子は、アジア諸国で何度も見て、先日もラオスの絹織物工房で撮影しましたが、自分でやってみると、ああ、こうなるんだ、と納得。そのメカニズムがあまりに面白くて、機織り機を買って本格的に習おうかなと思い始めたほどです。

 その後、古着交換イベント「xChange」の会場、代官山へ。最終日でしたが絶えず人が出入りして盛況でした。会場にいた主催者の丹羽順子さんによると、日テレの番組で紹介されたこともあり、さらに人が集まったようです。

 私も古着やバッグ、サンダルなど8点ほど持参したのですが、エピソード・タグに製品説明を書いている間に、カンボジアで買ったバッグを「可愛いですね」ともらってくれた人がいました。ほかの製品も置いた途端にすばやく誰かの手に渡っていったようです。

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会場に続々と集まる服を見る人々。(撮影:ノキア携帯X02NK)

 めぼしいものがあれば、私ももらって帰ろうといろいろ見て、何点か気になる服をゲットしました。メーカーを見たらコムデギャルソンのスカートも。人が来場するたびに新しいアイテムが増えるので飽きません。あるセーターを見ていたら「それ私が出品したんです」とそばの女性から声をかけられました。元の持ち主と交流できるのも、楽しいところです。男性の来場も多く、男女両方が参加できるのもいいのではないでしょうか。

 夕方、帰る前に丹羽さんにあいさつしていたら、マリクレールの元編集長、生駒さんが来場しました。イッセイミヤケのゴージャスなロングスカートなどをご持参。素敵なバッグもあったので彼女からいただいてきました。

 来場者参加の物々交換xChangeは、今後も広がっていきそうなポテンシャルの高さを感じます。服以外のアイテムでもできそうですし、性別、カテゴリー別のジャンルに分けてみたりなどなど。残った服はどうするのかというと、NPOに寄付するのだとか。でも全てが物々交換されていくといいのですが、と丹羽さんが言っていました。

 次回の会場は吉祥寺とのこと。今後も展開していくそうなので、ぜひ参加してみて下さい。その意義や面白さがわかると思いますよ。
xChangeのサイト
by mayumiish | 2009-02-15 11:08 | 地球・自然・エコ | Comments(2)

ちょっとひと段落

 早くも春一番のニュースですね。外で風がうなりをあげていますが、南風だと思うとうれしい気分になります。ラオスの写真入稿が終わって、やっとひと段落しました。最近はデジタルで撮影することが多くなりましたが、ポジフィルムに比べて、写真の整理が格段と面倒かつ時間がかかるようになって困惑してます。私のやり方のせいでしょうか。クオリティも作業もやっぱりフィルムが一番好きなので、フジフィルムにはベルビアをずっと作り続けてもらいたいものです。

 今日は、ラオスに一緒に行ったライターのTさんと打ち合せ。Tさんがルアンパバーンで買った、半紙のように大きな「川海苔」をおすそわけしてくれました。私は叔母がどっさり送ってきた手製の梅干しを持参。神保町で物々交換しました。

 ちょっと一段落したので明日は、以前のブログにも書きましたが、古着ファッションアイテム交換イベント「xChange」に行ってみようと思います。エコな活動を推進する知り合いの丹羽順子さんが主催しているのですが、ひと足先に行った友人によると楽しい会場だったとか。しっかり洋服を交換してきたようです。会場に人が来るたびに新しいものをどんどん持ってくるので、それらを見ていると帰り際が難しくなるとのことでした。明日が最終日で20:00までオープンなので、午後にでも行ってみます。
by mayumiish | 2009-02-13 21:17 | 地球・自然・エコ | Comments(6)

旅のおみやげ話・謎のナリポン

 ラオスでは面白い物や人々に出会いました。その中でも断トツは謎の「ナリポン」です。
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 ルアンパバーンのとある場所でライターTさんが見つけ、「どうしても気になる」と買ってしまったシロモノです。寸法は15センチ強。これを売っていたおばさんの説明によると、女性の形をして木になる実「ナリポン」とのこと。実がなっている写真もあり、なんと髪が肩まである女性の形をした緑の実が木にぶらさがっている図なのです。

 本当なのでしょうか?

 しかも、売られていたのはなぜか男女一対。

 帰国後に調べたら、仏教的な民話や寺院の絵にも実際あるようなのですが、ラオスの町では誰に聞いても、知らないという人ばかり。Tさんと私はすっかり魅せられ、真相を探すナリポン・ジャーニーをせねば!と盛り上がっています。
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Tさんが買ったナリポン。顔までしっかりあります。
by mayumiish | 2009-02-10 10:51 | アジア | Comments(3)

日本に帰りました

 昨日、ラオスから日本に帰ってきました。ラオスでは空気中に漂う木炭の煙などでノドを少しやられたので、風邪を引かないようにと用心しています。日本の冬期に東南アジアへ旅する時は、帰国してから、現地で着た夏服を洗濯して外に干す時が、気分的にもとても寒いです。

 それにしてもラオス、ルアンパバーンの町は、世界遺産で国際空港があることもあって、観光客が予想をはるかに超えた多さで、ただただ驚きました。フランス、ドイツなど欧米人が非常に多かったです。散歩するのが楽しいメインストリート沿いに並ぶオープンエアのカフェやレストランには欧米人ばかり。同行したライターのTさんとともに、「ここはヨーロッパか?」と思わず苦笑するほどでした。アジア人客では、タイ人観光客が断トツ。グループツアーでぞろぞろ。中には僧院の敷地でラウドスピーカーを持って解説するガイドもいて、首を傾げざるを得ませんでした。

 ただ、観光地化は進んではいるものの、ラオスの人々は、タイやベトナムなどに比べるとまだ商売っ気がなく、ゆったり構えている感じがなかなか良かったです。絹の手織り布をはじめとする手仕事クラフトも健在。ラオスへの直行便がなく、日本人にはなじみが薄いですが、ホテルや店などの充実度からすると、今年はブレイクするのではと予想します。

 写真撮影の観点からも、ルアンパバーンは撮影しがいのある街でした。今回は初のラオス訪問でしたがぜひ再訪したく、次回は地方へ足を伸ばしたいです。

 帰国後、ノドと鼻の調子が悪いので、今朝ネティポットで鼻洗いをしたら、たちまちすっきり。今後は旅に必ずネティポットを持って行かねばと強く思ったのでした。
by mayumiish | 2009-02-09 18:46 | アジア | Comments(0)

人数が少ないと飛ばないラオス航空

 世界遺産の町ルアンパバーンに来ました。ここは驚異的に欧米人が多く、ホテルやゲストハウス、カフェ、レストランが林立。フレンチ・コロニアルにラオス様式がミックスされている建築が多く、まるでヨーロッパの田舎町に来ているかのようです。そこに仏教寺院が建ち並び、エキゾチシズムが加えられているいう感じ。

 昨日、ビエンチャンから飛んできたのですが、空港でチェックインしようとすると、17:30発のフライト予定が突然キャンセル。その理由は、乗客の人数が少なかったからだそうです。で、次の18:30の便の乗客と一緒に搭乗させられて1時間遅れの便で飛んだのです。ラオス人の通訳さんによると、それは国内便では珍しくないことだとか。しかも、たまにフライトのスケジュールよりも「1時間早く」出発してしまうこともあるそうですよ。恐るべしラオス航空。

 空港といえば、ラオスに来る途中、ハノイ空港のトランジットカウンターに並んでいると、後ろからボンと肩を叩かれ、誰かと振り向いたら、なんとフォトボランティア・ジャパン基金の写真家仲間Uさんでした。偶然にも成田から同じ飛行機に乗っていたのです。彼はラオスのルアンパバーンとカンボジアに行く予定だとのこと。私はビエンチャン行きだったので、ルートが違ったのですが、どうも帰りの成田行きの便も一緒のようで、ハノイ空港でまた会いそうな気がします。
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ビエンチャン空港(撮影:ノキア携帯X02NK)
by mayumiish | 2009-02-05 23:55 | アジア | Comments(2)

ラオスにいます

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 一昨日から撮影の仕事でラオスに来ています。今は首都ヴィエンチャンに滞在中です。カンボジアのプノンペンを縮小したような、かなりのんびりした雰囲気の町で、車もゆっくり走っています。

 今朝は6:30から朝市場を撮影に行きました。現在、日の出は6:45頃ですが、太陽が上る前から市場は人々でにぎわい、新鮮な野菜や果物、魚、肉類、米、ハーブ類が所狭しと並んでいました。その合間を縫って、大きな荷車やオートバイタクシーが行き交い、まさにアセアンの国らしい風景。でも、荷物を運ぶ人々が「どけどけどけ!」と通り抜ける荒々しさはなく、全体にどこかのんびりした感じが、ラオスらしさなのかも、と思いました。

 露店でパパイヤサラダを作っていた人が、とても便利なスライサーを使っているのを見て欲しくなり、市場の金物屋で見つけてすかさず買いました。皮むき器のようにして千切りができるすぐれもの。帰ってから使うのが楽しみです。

 東南アジアの市場は、売れられているものがみな同じようでありながら、国による違いも垣間見れるので面白いです。今日見つけたものは、お供えものの花などと共に売られていた生きている亀。何に使うのかというと、人が病気になった時などに、その亀を川に放してやると病気が治る、と信じられているのだそうです。仏教国ならではの功徳に当たるのでしょうか?そういえば、タイではカゴの小鳥を逃がしてやりますね。

(撮影:ノキア携帯X02NK)
by mayumiish | 2009-02-03 23:26 | アジア | Comments(7)


写真家です。文章も書きます ©Mayumi Ishii. All rights reserved.


by mayumiish

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