グルの日
満月だった7/18は、インドの暦によると「グルの日」でした。
インド大使館のヨガクラスでも、お祝いのイベントが
開かれました。
早朝に全クラスの生徒が集合しての集いです。
昨年まではヨガの師シュクラ先生が手作り料理を用意して
下さいましたが、今年は生徒たちが食べ物や飲み物を
めいめいに持ち寄ってのプチパーティーとなりました。
やはりインド好きの人が多いせいか、
ダール豆のカレーやチャパティ、カレーパンなど
本格的インド料理を作ってきた人もいて感動です。
ほかにも自家栽培の有機野菜など、
ヘルシー志向かつ美味しい料理がたくさん並びました。
私は手軽にできるサラダを。
ムング豆(緑豆)を発芽させて、林檎やくるみ、
レーズンと和えた簡単なサラダを作って行ったら
「プージャ(儀式)のある日はムング豆を食べる習わしがある」と
先生が教えてくれたので、偶然とはいえ持って行ったかいが
ありました。
参加した生徒全員からは、先生に白い布を贈りました。
白が好きな先生のこと、素敵なサルワル・カミーズを
こしらえるだろうと思います。
私は、うつワークショップのポスターのために撮影した
先生のポートレートを額装して記念にプレゼントしました。
このような日は、シュクラ先生がインド式の
「プージャ」(儀式)を執り行い、
エキゾティシズムあふれるインド文化の一片にさらっと
触れることのできる貴重な機会でもあります。
昨日は、先生が一人一人の生徒の眉間に赤い印(男性用は
ティラナ、女性用はビンディと呼ぶそうです)を薬指でつけ、
手首に手紡ぎの赤い糸をグルグル巻き付けて結んでくれました。
これらは吉兆(先生によるとauspicious)の意味があるそうで、
糸は自然に切れるか結び目がほどけるまで、そのままにして
おくものだとのことです。
そもそも「グルの日」とは?
インドでは「Guru Purnima」(グル・プールニマ)と呼ばれて
いるようです。
Guru Purnima / wikipedia
サンスクリット語で、
Guru=師
Purnima = 満ちた、満月
ルナ・カレンダー(太陰暦)によるので毎年日にちが変わりますが、
たいてい7or 8月の満月の日だそうです。
もともとは、インドの神話的な叙事詩「マハーバーラタ」の
著者とされるVyasa (ヴィヤーサ)の誕生日を祝う日なのだそう。
ヴィヤーサは古代インドの4大ヴェーダを編纂したともされ、
インドの偉大なグルの1人のようです。
きっと時を経るにつれて、だんだん一般的にグルを敬う日として
定着していったのでしょう。
グルの「グ」=暗闇、「ル」=光
Guru / wikipedia
暗闇の中を光へ導く指導者、という意味でしょうか。
一方、たまたま見つけたサイババのサイトには、
「グ」とはグナ(属性)を超越した者という意味で、
「ル」とはルーパ(姿形)を超えた者という意味。
神のみがこれに当てはまります。
とありました。
http://www.sathyasai.or.jp/ashram/festival/g_poornima.html
とにかく、満月の日にあるということで、
「暗い道を明るく照らす満月を見ながら師を思い出し感謝しつつ、
自分の学びの道を確認する日」と
私的に解釈することにしました。
インド大使館のヨガクラスでも、お祝いのイベントが
開かれました。
早朝に全クラスの生徒が集合しての集いです。
昨年まではヨガの師シュクラ先生が手作り料理を用意して
下さいましたが、今年は生徒たちが食べ物や飲み物を
めいめいに持ち寄ってのプチパーティーとなりました。
やはりインド好きの人が多いせいか、
ダール豆のカレーやチャパティ、カレーパンなど
本格的インド料理を作ってきた人もいて感動です。
ほかにも自家栽培の有機野菜など、
ヘルシー志向かつ美味しい料理がたくさん並びました。
私は手軽にできるサラダを。
ムング豆(緑豆)を発芽させて、林檎やくるみ、
レーズンと和えた簡単なサラダを作って行ったら
「プージャ(儀式)のある日はムング豆を食べる習わしがある」と
先生が教えてくれたので、偶然とはいえ持って行ったかいが
ありました。
参加した生徒全員からは、先生に白い布を贈りました。
白が好きな先生のこと、素敵なサルワル・カミーズを
こしらえるだろうと思います。
私は、うつワークショップのポスターのために撮影した
先生のポートレートを額装して記念にプレゼントしました。
このような日は、シュクラ先生がインド式の
「プージャ」(儀式)を執り行い、
エキゾティシズムあふれるインド文化の一片にさらっと
触れることのできる貴重な機会でもあります。
昨日は、先生が一人一人の生徒の眉間に赤い印(男性用は
ティラナ、女性用はビンディと呼ぶそうです)を薬指でつけ、
手首に手紡ぎの赤い糸をグルグル巻き付けて結んでくれました。
これらは吉兆(先生によるとauspicious)の意味があるそうで、
糸は自然に切れるか結び目がほどけるまで、そのままにして
おくものだとのことです。
そもそも「グルの日」とは?
インドでは「Guru Purnima」(グル・プールニマ)と呼ばれて
いるようです。
Guru Purnima / wikipedia
サンスクリット語で、
Guru=師
Purnima = 満ちた、満月
ルナ・カレンダー(太陰暦)によるので毎年日にちが変わりますが、
たいてい7or 8月の満月の日だそうです。
もともとは、インドの神話的な叙事詩「マハーバーラタ」の
著者とされるVyasa (ヴィヤーサ)の誕生日を祝う日なのだそう。
ヴィヤーサは古代インドの4大ヴェーダを編纂したともされ、
インドの偉大なグルの1人のようです。
きっと時を経るにつれて、だんだん一般的にグルを敬う日として
定着していったのでしょう。
グルの「グ」=暗闇、「ル」=光
Guru / wikipedia
暗闇の中を光へ導く指導者、という意味でしょうか。
一方、たまたま見つけたサイババのサイトには、
「グ」とはグナ(属性)を超越した者という意味で、
「ル」とはルーパ(姿形)を超えた者という意味。
神のみがこれに当てはまります。
とありました。
http://www.sathyasai.or.jp/ashram/festival/g_poornima.html
とにかく、満月の日にあるということで、
「暗い道を明るく照らす満月を見ながら師を思い出し感謝しつつ、
自分の学びの道を確認する日」と
私的に解釈することにしました。
by mayumiish
| 2008-07-18 22:51
| ヨガ的生活
|
Comments(0)
写真家です。文章も書きます ©Mayumi Ishii. All rights reserved.
by mayumiish
最新の記事
カタコトの会展 |
at 2022-06-09 13:56 |
Wishing a peac.. |
at 2022-01-05 16:15 |
「ミャンマーの手仕事」展が終.. |
at 2021-10-12 02:13 |
マルジナリア書店でYouTu.. |
at 2021-09-18 06:51 |
ミニ写真展「ミャンマーの手仕.. |
at 2021-08-31 00:29 |
カテゴリ
全体PROFILE
MEDIA
アジア
ヨーロッパ・アフリカ
アメリカ・オセアニア
日本
PHOTOGRAPHY
地球・自然・エコ
ヨガ的生活
フルーツ断食
フェアトレード
ボルネオ島
アート
人々
ARCHIVES
ARCHIVES(リゾート系)
WEB WORK
フォトボランティア
つれづれ
東日本大震災関連
MAYUMI ISHII PHOTOGRAPHY
石井真弓ホームページ
スローなボツワナへ。/エキサイト・イズム
色彩のリゾート、ブルネイ。/エキサイト・イズム
あなたの知らない、シンガポール。/エキサイト・イズム
中国茶の都、杭州へ/エキサイト・ガルボ
石井真弓ホームページ
スローなボツワナへ。/エキサイト・イズム
色彩のリゾート、ブルネイ。/エキサイト・イズム
あなたの知らない、シンガポール。/エキサイト・イズム
中国茶の都、杭州へ/エキサイト・ガルボ
外部リンク
ライフログ
検索
以前の記事
2022年 06月2022年 01月
2021年 10月
2021年 09月
2021年 08月
2021年 07月
2021年 06月
2021年 05月
2021年 03月
2021年 02月
more...
タグ
写真 ミャンマー ヨガ ボツワナ インド WINGSPAN ボルネオ島 カンボジア 手仕事 アジア エジプト ラオス 船旅 カイユボット ピープルツリー フェアトレード 週刊朝日 X02NK タヒチ フォトボランティアジャパンi2i
- このブログに掲載されている写真・画像・イラストを無断で使用することを禁じます。