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ANA国際線機内誌『WINGSPAN』12月号

ANAの国際線機内誌『WINGSPAN』12月号に、取材記事が掲載されました。
英語と中国語のバイリンガル版です。

「WINGSPAN」 2010年12月号
The Fire Drum Song - Otsuzumi-(写真担当)
鼓声如歌 激揚若火

ANA国際線機内誌『WINGSPAN』12月号_a0086851_2174624.jpg

能楽の大鼓奏者として無形文化財保持者の大倉正之助さん、そして、大鼓のものづくりをフィーチャーしています。

今回の取材で、能舞台や大鼓の演奏に幾度か触れる機会があり、和の伝統芸能の間合いの美に惹き付けられました。また、世阿弥の著「風姿花伝」にある「秘すれば花なり」を観る事が出来るようになれたらいいな、と。

大倉正之助さんが大鼓を打つ音は、コーン!と高音がどこまでも飛んでいくような素晴らしい音色です。通常、大鼓奏者は指にプロテクターをはめるそうですが、大蔵さんは素手。それでも、彼の指先を見せてもらったら、柔らかそうでしなやかなのには、ちょっとびっくりしました。

その理由として、大鼓の素材に、厳選した馬の皮を使うとのこと。愛知県の太鼓生産者のもとに通って吟味するとか。また、鼓の中心となる胴部分は、安土桃山や室町時代から代々伝わる桜の木。素手で大鼓を打つのは、戦前まであった伝統を大切にしているのだそうです。

今回、大倉さんが袴姿で大鼓を組み立てる様子なども撮影したのですが、動く時の衣擦れの音がなんと耳に心地良いのだろうと、ひそかに楽しみながら撮影したのでした。上質の和服が醸す美しさは、姿だけでなく所作の音にも及ぶのだなと。それにしても、日本男性の和服姿っていいですね!とはいえ、やはり着こなしぶりと所作を含めてです。
by mayumiish | 2010-12-06 21:35 | MEDIA | Comments(0)


写真家です。文章も書きます ©Mayumi Ishii. All rights reserved.


by mayumiish

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