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桜の森の満開の下で、薪能

昨日は、取材の撮影を兼ねて茨城県の明野という場所で
毎年恒例の薪能を鑑賞してきました。

大鼓奏者の大倉正之助さんが18年前から関わり、
昨日も演奏したのですが、
満開の桜の木々の下に組まれた屋外の舞台に、
かがり火が照らされて、日が暮れるとともに
幽玄な舞台が出現しました。

始まる前に大鼓の打ち方をちょっと教えてもらったのですが、
中指と薬指を当てる打ち場所のポイントが難しく、
なかなかスコーンとしたいい音が出ません。

それを見ていた大倉さんに、
「音ではなく、調べという意識が大切なんですよ」
と言われました。
人間が楽器という道具を使って音を出す、と思わずに
鼓の素材となっている馬の皮などと同様に、
人間も自然の一部であるという姿勢がいいそうです。
その上でまず、楽器の素材などをよく知ることが大切だとか。
すると当たり所も良く、いい音が出るようになるそうです。
なるほど、音楽以外にも当てはまるような。

舞台は、大倉さんがずっと教えてきた地元の子供たちによる
大鼓の演奏で始まり、その後は能楽師の方々よる狂言、能、
最後に、大鼓、小鼓、太鼓、笛による素囃子でした。

撮影の間、隣の席の見知らぬ女性と話すと、
その人は大倉さんの大ファンなのでした。
昨日も演奏した素囃子の「獅子」という演目を数年前に聞いた時、
舞台に獅子が踊っているように感じられたそうで、
それ以来、演奏を聞きに行くようになったとか。
「かっこいいんですよ〜。演奏も素敵だし。ワイルドで」と
目にハートが浮かんでいました。

同行したライターさんは、大蔵さんと20年来のつきあい。
その女性の話しをすると、「彼はもてるよ!」とのこと。
たしかに、かっこ良かったです、大蔵さん。

そういえば昨日知ったのですが、「薪能」は春の季語だそうですね。
なぜか勝手に秋の風物かと思っていました。
by mayumiish | 2010-04-11 10:30 | アート | Comments(0)


写真家です。文章も書きます ©Mayumi Ishii. All rights reserved.


by mayumiish

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