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『第23回 写真家達によるチャリティー写真展』2019

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毎年、フォトボランティアジャパン基金のメンバーとして参加してきた『写真家達によるチャリティー写真展』今年で23回目になりました。

これまで12月の開催が多かったですが、今年は今月、もうすぐ開催です!

『第23回 写真家達によるチャリティー写真展』
2019年11月22日〜26日(11:00〜19:30 最終日は〜18:30)
会場: MGG 光村グラフィックギャラリー(最寄り駅:大崎)
1点1万円にてフレーム付き写真を販売し、経費以外の売り上げ金全部を、子どもを支援する団体に寄贈する活動です。

今年のサブタイトルは「アジアの子どもと女性に夢を」。
寄贈先は、アジアで貧困に苦しむ人々を支援するNPO アジアコミュニティーセンター21(ACC21)です。

11/22は18:00〜オープニングレセプションもあります。
どなたもご参加自由、しかも無料なのでお時間があればぜひお越しください。
ただ、残念ながら私は出席できません。

私は2点出品します。その1枚は、今年の1月に取材で訪問した南極で出会ったジェンツーペンギンの写真です。このペンギンがくちばしで小さい石を運んでいることに気がつき、ずっと見ていると、トコトコ何度も往復しながら、せっせと巣作りをしていたのです。そのけなげな姿になんだか心を打たれてしまったのでした。もう1枚の写真も南極です。会場で見つけていただけるとうれしいです。

ところで、フォトボランティア・ジャパン基金の活動について、今月J-WAVEの番組『JK Radio Tokyo United』で紹介していただきました。収録のためにJ-WAVEを訪問してきましたが、番組パーソナリティーのジョン・カビラさんが、ラジオでの印象通り、とてもていねいな方でした。ちなみに、私はラジオには登場していません。

番組の下記のサイトで情報が見れますのでぜひご欄下さいね。












# by mayumiish | 2019-11-20 22:44 | フォトボランティア | Comments(0)

『婦人画報』12月号/フランス・ボルドーの旅

お元気ですか?
このところ、ツイッターやインスタグラムなどSNSに重点が行ってしまい、
ブログをすっかりごぶさたしてしまいました。
そうこうしているうちに、もう11月!
なるべくブログを書きますのでまた訪問していただけるとうれしいです。

今日は出版物の紹介です。

『婦人画報』2019年12月号に、私が担当した記事が掲載されました。

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「豪華客船で訪れる ボルドー、美食とワインの旅」(写真・文章)

フランスのクルーズ会社、ポナンの船に乗って、ボルドーの港から川を通って海に出て、フランスの半島西側を北上した旅の記事です。
記事にも書きましたが、ポナン社の船はラグジュリアスなだけでなく、燃料に重油を使わず、水やゴミの処理を船内で完結。船内でプラスチックを使わないなど、環境への負荷をできるだけ少なくする努力が大きい点で、世界のクルーズ船の中でトップクラスです。その部分でも好感が持てる会社だな、と思いました。

ポナンの船で、今年は南極の取材旅にも行ってきました。極地クルーズを得意とする会社だからこそ、環境への配慮が大きいのかもしれませんね。

そういえば、ヨーロッパでは、人々が地球温暖化について危機感の意識が高いため、観光業などのビジネス側もそれに即したものを提供しなければ、選ばれなくなるだろうと、フランスの旅で出会ったベルギー人のPR会社の人が話していました。なるほど。その動きが日本にも来るといいな・・・。

『婦人画報』12月号は現在発売中です。

機会があればご覧になってみてくださいね。




# by mayumiish | 2019-11-08 23:20 | MEDIA | Comments(0)

ボランティアの心

 7月初旬の西日本の豪雨で、岡山県、広島県、愛媛県など広範囲にわたる大水害が起きてしまいましたね。

 被害にあってしまった方、避難生活をしている方々は、この猛暑で本当に大変だと思います。亡くなった方も多く、心からお見舞い申し上げます。

 ネットにも出ていましたが、地震など災害の多いイタリア政府がしているように、被災した方のためにすばやくテントを設置したり、近くのホテルなどに泊まれるように、日本政府は予算を出すなどできないものでしょうか。今後も地震など災害があるとわかっているだけに、自治体などを通して準備しておくこともできるのではないかな・・。

 災害時は、ボランティアの方々の活躍がめざましいですね。すぐに現地にかけつける方々をいつも尊敬します。今回も多くの人がボランティアで被災地に行っているようです。それぞれにできることをする姿は本当にすばらしいです。
 
 そんなたくさんの人々の一人、建築家の坂茂さんは、避難所となる体育館にプライバシー空間をつくるために、紙管と布をたくさん用意して、岡山県、倉敷市の真備や総社市などに設置しているとのニュースを見ました。彼はVAN(Voluntary Architects Network)というボランティア団体を作っていて、国内外の他の場所でも同様の活動をしています。

 以前、ある仕事で坂さんにインタビューした時、災害が起きた時は自分で必ず現地に出向いて、何をどのようにできるか、材料の調達場所、土地の環境などを見て決めるとお話ししていました。紙管を実際に見ると、太い竹のようにしっかりしつつ軽いので、災害地に適しているのだろうなと思います。また、坂さんは、京都の大学に彼の教え子の学生たちがいて、VANの活動を支えるシステムができているのが頼もしいです。

 ボランティアといえば、今月は、タイ北部のチェンライにある洞窟に閉じ込められた12人の子供とサッカーコーチの救助大作戦が成功しましたね。行方不明の彼らを探すために洞窟の奥深くまで泳ぎ、第一発見者となったのは、洞窟ダイビングの世界の第一人者であるイギリス人ダイバーでした。ボランティアとしてイギリスから急遽かけつけたのです。活動中、残念ながらタイのダイバーの方が一人亡くなってしまいましたが、イギリスを初め複数国のダイバー、洞窟の中で子供たちの救出の準備をしたオーストラリア人の麻酔医師など、世界各地からのボランティが大きな働きをしていました。日本からはJICAの灌漑の専門家が行き、洞窟の水を汲み出す技術の手助けをしたそうですね。

 さらに、忘れられないのは、チェンライの地元のボランティアです。ネットのニュースで目にしたのは、現地で作業をする人たちのために屋台のようにして食べ物を提供する人、洞窟近くで野営するタイの兵士たちの制服が汚れていることに気づき、毎晩引き取って夜中に洗濯し、翌朝届けていたランドリー店の経営者、そして、洞窟から汲み出した水が入って自分の畑が水没してしまうけれども、人命優先のために受け入れた農家の方もいました。まさにみんなの心が一丸となって見守っていたのですね。多国籍のボランティアが参加する救出作戦だったせいもあってか広く注目され、全員救出に成功した時は、世界中で安堵のため息が聞こえたに違いありません。

 子供たちを洞窟で最初に発見したイギリス人のダイバーJohn Volanthenさんの本業はITコンサルタント、Rick Stantonさんは消防士とのこと。救出を終えた時、「自分たちはヒーローではない。計算通りに一つ一つやっただけだ」と、彼らがとても謙虚に自然体の雰囲気でインタビューに答えていたのが印象的。これまで培ってきたダイビングの経験と技術を信じて、生命の危険もある救出活動を率いた彼らのボランティア精神の尊さに触れ、人間であることの良さを少し見直したのでした。そして、自分を振り返り、何ができるだろうと思ってしまうのです。


 

 







# by mayumiish | 2018-07-17 00:12 | つれづれ | Comments(0)

玉のごとく

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(c) Mayumi Ishii

 私は中国の陶磁器が好きです。

 白磁なら端正で薄手の造形美がきわ立つ北宋代の定窯、生き生きとして闊達な職人の手さばきが文様に表れている磁州窯、ぽってりした丸みが、うっとりするほど魅力の唐代の荊州窯。青磁なら、江南の春の空や温かな水を思わせる龍泉窯、釉薬の厚みがふわりとした優雅さを醸す南宋官窯、冷たさと温かさの境に存在するような色の汝窯、そして景徳鎮の職人の技が光る薄手の染付け。

以前、中国やきものの旅というテーマの取材で、中国の産地や遺跡の場所をあちこち訪れて大好きになったのですが、昨年の秋、久しぶりに景徳鎮に取材に行った時は、新しい動きがたくさんあって、滞在が楽しすぎて帰ってきたくなくなるほどでした。

 だからでしょうか、日本でやきものを見る時も、つい、中国陶磁器に似ているものが好みになります。例えば、佐世保の三川内焼きは、豊臣秀吉が朝鮮戦争時に陶工を朝鮮から連れてきて始まったものとはいえ、もとは中国の影響を受けていることだろうし、染付の文様や風合いに中国陶磁の面影を感じます。また、大分県の小鹿田焼きも好きなのですが、飛び鉋とよばれる文様の技や釉薬の色合いは、磁州窯の刻花の技に似ています。

 ある日、たまたまネットで、青磁の作品を見かけました。最初、中国陶磁かなと思ったら、作者は日本人でした。その作風が気になり、ネット検索すると、ホームページは見当たらないものの、いろいろとその人の作品が出てきて、これまた中国の古陶磁に似ているのです。お皿などの形や色合いもクラシカルな感じで、どことなく龍泉窯で、汝窯で・・。となると、実物の作品を見てみたくなりますが、各地での展示会などをベースにしている作家さんのようで、見る機会がなかなかありませんでした。

 そんな中、ある手仕事マーケット的なイベントに出品するらしいことをネットで見つけ、行ってみました。そこで、とうとう作品を実際に目にすることができたのです。そして作家さん本人も。その方の名前は石黒剛一郎さん。貫入の入った青磁のお皿について「これは龍泉窯風ですよね?」と聞くと「そうです」とのお返事。「そして、こっちは汝窯なんです」と別の作品を示すのです。すっかり嬉しくなり、「この白磁のお皿はもしや定窯を?」と聞くと「もちろんです」との答え。

思ったとおり、石黒さんは中国の古陶磁を意識して作品作りをする陶芸作家さんだったのでした。あらためて作品をよく見ると、南宋官窯を思わせる雰囲気のものもあったりと、作品のたたずまいが落ち着いていてどれもすてき。中国陶磁話でひとしきり盛り上がり、日本では大阪の東洋陶磁美術館がいいとおすすめされました。

 実は、しばらく前に自宅の急須を割ってしまったばかりだったので、石黒さん作の急須を買って帰りました。ちょっと大きめですが、ふっくらしてシンプルな形がお気に入り。こちらは青磁というより青白磁とのこと。ろくろで本体の形を作り、注ぎ口と取っ手をつけたそうです。ふたの部分の最後の仕上げが一番大変だったなどの話をしてもらいました。やはり、作った人がわかるものっていいですね。

 買ってきた急須は、使い勝手もよく考えられたデザインで、とても使いやすいです。それも生活の道具として、大事な要素。写真では見えませんが、茶葉が注ぎ口から出ない設計になっていて、水切れも良し。さっそく毎日のように自宅で使っています。

 石黒さんは現在、愛知県の瀬戸市に近い岐阜の多治見市に工房を持っているそうです。定窯白磁の特徴の一つである彫り文様ももっと手がけたいとのことなので、どんなやきものを生み出すのか、今後も楽しみにしています。






# by mayumiish | 2018-06-30 07:30 | 日本 | Comments(0)

感恩の歌


あはれ はらから 心せよ 山より 高き 父の恩
海より ふかき 母の恩  知るこそ 道のはじめなれ
児を守る母の まめやかに  我が懐中を 寝床とし
かよわき腕を まくらとし  骨身を削づる あはれさよ
美しかりし 若妻も  幼兒 一人 そだつれば
花のかんばせ いつしかに  衰え行くこそ かなしけれ
身を切る如き 雪の夜も 骨さす 霜の あかつきも
乾けるところに 子を廻し  濡れたる處に 己れ伏す
幼き ものの がんぜなく 懐中 汚し 背を濡らす
不浄を 厭ふ 色もなく  洗ふも 日々に 幾度ぞや
己れは 寒さに 凍えつつ  着たるを脱ぎて 子を包み
甘きは 吐きて 子に與へ  苦きは 自ら 食ふなり


幼児乳を ふくむこと  百八十斛を 超すとかや
まことに 父母の 恵こそ  天の極まり無きが ごとし
父母は 我が子の為ならば 悪業つくり 罪かさね
よしや 悪趣に落つるとも 少しの悔いも なきぞかし
若し子 遠く 行くあらば 帰りて その面見るまでは
出でても入りて 子を憶ひ 寝ても覚めても 子を念ふ
髪くしけづり 顔 ぬぐひ  衣を求め 帯を 買ひ
美はしきは 皆 子に与え 父母は 古きを 選むなり
己れ 生ある その内は 子の身に代わらんことを思ひ
己れ 死に行く その後は 子の身を守らんことを願ふ


よる 年波の 重りて いつか 頭の 霜白く
衰へませる 父 母を 仰げば 落つる 涙かな
ああ ありがたき 父の恩 子は 如何にして 酬ゆべき
ああ ありがたき 母の恩 子は 如何にして報ずべき


達筆の母が、いつ書いたのだろう、
筆書きでしたため保存していた紙を見つけました。

調べると、古くに中国から伝わった仏教の「父母恩重難報経」に由来し、
竹内浦次という人が作詞した吟詠歌のようです。
心にしみる言葉だな、「感恩」・・・。

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(c) Mayumi Ishii






# by mayumiish | 2018-06-23 22:16 | 日本 | Comments(0)


写真家です。文章も書きます ©Mayumi Ishii. All rights reserved.


by mayumiish

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