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書籍「世界のクルーズ旅」(日経ナショナルジオグラフィック)に写真

12月もあとわずかですね。
毎年、冬至が過ぎるとすでに気持ちが春に向かいます。
これからが冬本番なのに!と言われそうですが、
少しずつ少しずつ、また日照時間が長くなっていくのがうれしいのです。

今月発売になった書籍
「 世界のクルーズ旅 一生に一度だけの旅 discover」
(日経ナショナルジオグラフィック社)
に写真が掲載されました。

といっても、タイトル通り世界中のいろいろな船旅145地域を紹介したガイド本で、
複数の写真家がそれぞれの船旅で撮影したものを一堂に集めたものです。
私の担当はエジプトのナイル川クルーズの写真と
イギリスドーバー海峡で、以前ほかの雑誌の取材で行った時の写真です。
それぞれの地域がほんの少しずつしか紹介されていませんが、
船の旅に興味があって、世界にはどんな船旅があるのかを知りたい人には
良い入門ガイドかもしれません。
by mayumiish | 2012-12-26 22:22 | News

今日の一枚  いつも心に

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数年前の秋、日本一周の船旅取材をした時に撮影しました。瀬戸内海の朝。
おだやかな海の水平線から太陽が静かに上ってきました。
薄い雲の向こうにある太陽の繊細な色に感動しながらシャッターを切りました。

秋深く、寒くなってきましたが、いつも心に熱い太陽を。

(カメラ:Canon EOS 5D )
by mayumiish | 2012-11-11 02:41 | Photography

アイスランドへの旅

9月になりましたね。
先月は取材旅に出ていたので、しばらくぶりのブログ更新です。

8月初旬からアイスランドへ撮影の旅に行ってきました。
今回は、まずイギリスに飛び、ドーバーから英国の船に乗っての長めの船旅です。
イギリス→アイルランド→デンマークの小島→アイスランド各地を訪問し、
帰りはアイスランド→デンマークの小島→スコットランドの小島→イギリスと
巡ってきました。
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雑誌の記事になるので写真をまだお見せできないのですが、少しご紹介。

アイスランドでは圧倒的な自然に出会いました。
地殻変動で動いた大地の裂け目、そこにもの凄い勢いで水が流れ落ちる巨大な滝、
氷河の見える山々など、素の地球を感じ取ることができる場所。
ほかの惑星か?と思うような溶岩の荒野が果てしなく続くかと思うと、
なだらかで美しい緑の山々が展開したり、険しい山に氷河が見える場所など、
非常に多様性に富む土地です。
広大な景色に低い雲が浮かぶ光景には、どことなくチベットを思い出しました。

撮影はややかけ足だったので、いつかまたゆっくり訪問したいです。
ただ、民家のない大地が延々と続くため、レンタカーなどで走る際は
旅のルートを誰かに知らせて出かけないと危険でもあるそうですよ。

火山の多いアイスランドでは地熱発電が発達していて、
国の90%近くがたしか地熱を利用した暖房です。
首都レイキャビックの町なかに、大きな熱水貯蔵タンクがありました。
地熱で温められた熱水を、直径約80センチのパイプで各地に送水するそうです。
温泉の多い日本も活用できるシステムなのではと思いました。

今回は約2週間の船旅だったので、航海中はほかの乗船客たちとの交流も楽しみました。
イギリス発着の英国船ということもあり、9割以上イギリス人のお年寄りたちです。

私は毎朝、日の出前に起きて、船のデッキで写真を撮っていたのですが、
同じく毎朝暗いうちからデッキの上を歩く人がいました。
朝は手袋が必要なほど寒くて、風が冷たいこともあり、
他の乗客たちはたいてい朝日が上ってからデッキに出てくるのに、
その人だけは毎日欠かさず歩いているのです。何周も何周も。
寒い日はウールの帽子をきちっとかぶって軽快に。
毎日会うので挨拶をかわす顔見知りになり、スコットランドの人だとわかりました。

ある早朝、写真を撮りにデッキに出たものの、
あまりに曇っていたので早めに切り上げて一度自分のキャビンに戻り、
1時間後ぐらいに天気の具合を見ようと再び外に出ると、
その人がまだデッキを歩いていました。
「いつもずっと歩いていますね」と私が言うと、
「君だって、いつもずっと写真を撮ることを考えているじゃないか」と言われ(笑)。
たしかにそうだな、と思いつつ、旅の最終日までその人と毎朝顔を合わせ続けたのでした。
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この人!
by mayumiish | 2011-09-01 08:54 | ヨーロッパ・アフリカ

帰国しました。

エジプトの取材から日本に帰ってきました。

今回はナイル川流域のアスワンやルクソール、ギザ、カイロとスケジュールがとても忙しくて、疲れました。長いフライトの後、帰宅してからバタン。やっと長時間ぐっすり眠ることができたけど、時差ボケ中です。

旅の最終地はカイロでした。この街にもナイル川が悠然と流れています。
最初の印象は、インドのデリーやトルコのイスタンブールに似ている感じ。初めて行った気がせず、不思議ななじみ感がありました。

カイロでは、男性はガラベーヤ(ロングの長い服)を着ている人がほとんどいなくて、西洋風。女性も、頭にはスカーフを被っていますが、若い女子のスカーフがおしゃれにカラフルだったり。服装は足首までのロングスカート、またはロングのパンツがほとんどで、黒いガラベーヤは少数でした。私たち外国人は、特にスカーフをかぶる必要がなく、ノースリーブの服でもOK。モスクに入る時だけは備え付けのフード付き長袖ローブを着せられました。

今回の旅は編集者さんと2人。それからコーディネートの会社や通訳ガイドがいたのですが、何をするにもなぜかことごとく交渉が必要で、やたらエネルギーを使いました。エジプトの文化なのかな?加えて、カイロの道路が大渋滞!交通量が多いのに信号機も車の車線もないから、交差点に入ったら抜け出すだけで気の遠くなるような時間がかかります(メッカの巡礼によく似たイメージ!)。特に、カイロ考古学博物館前の大きなロータリー。私たちのドライバーさんは隣の車と口論を始めそうになったり。緑のライトがついている信号機を一つ発見したら、ガイドさんが「あれは2年前に壊れたきり、誰も修理しないのです。カイロは交通事故多いです」。そうでしょうね!

とにかくカイロでは、予定がなかなか進まず、思わず笑ってしまうほどあちこちで混とんぶりが激しかったです。カイロを訪問する人は、たっぷりと時間の余裕を持ったスケジュールを組むことをおすすめします。でも、混とんを補って余りある魅力にあふれた歴史深い街でした。今度はゆっくりと歩きたいな。

慌ただしい旅でしたが、ナイル川流域とカイロは断トツに面白くて、撮影しながら久しぶりにワクワク感レベルが高い旅でした。これから原稿です。ブログにも少しずつ書きますね。

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ナイル川流域の古代エジプト神殿にて。エジプトは猫の家畜化のルーツとされています。黒白や三毛猫など日本の猫に似た猫をたくさん見ました。
by mayumiish | 2010-10-17 04:18 | ヨーロッパ・アフリカ

ナイル川

アスワンからナイル川を下る船旅を終えて、カイロに飛行機で戻ってきました。

毎日強烈に暑くて、すっかり焦げています。左の手首に腕時計の後が白く目立つので、最近は右手首に腕時計をつけています。そういえば、こちらに来てから一度も雲を見ていません。アスワンでは雨が降ったことがないと誰かが言っていました。現地で会った人は、英語が上手なのに「rain」の単語を知りませんでした。

ナイル川流域は写真ゴコロを非常に誘い、時間がもっとあったら、面白い写真がたくさん撮れる場所です(断言)。久しぶりにはまりそうな予感。

人々では、スークにいるエジプト人の老人たちが最高にフォトジェニック。ガラベーヤというロングの服を身に着けて、白いターバンを頭にまいたたたずまいが、もう絶妙。こちらが近くでカメラを向けても余裕の態度で、表情も姿勢もピクリとも動かさずに、ゆるぎのない鋭い眼光でじっとレンズを見つめ返してくれるのです。久しぶりに、息を止めてシャッターを切るようなワクワクした気持ちで撮影。言葉を交わさなくても「撮影していいですか?」「よろしい」と目で会話できる類いの人たち。

ナイル川流域の古代エジプト神殿もいろいろ巡り、壁画に描かれた絵の区別がだんだんつくようになってきました。

今日はオールドカイロを訪問する予定です。
朝8時50分にして、すでに日差しは昼間のごとく・・。
by mayumiish | 2010-10-13 17:06 | ヨーロッパ・アフリカ

砂漠の海。エジプトに来ています。

昨日からエジプトの取材に来ています。

南太平洋の青い大海の中に奇跡のように現われた
タヒチの島々から一転して、
茶色く乾燥した砂漠の大海の中に、
奇跡のようにナイル川が滔々と流れています。

今いる場所はナイル川沿いの町アスワンです。
三角の帆のファルーカ船が、風を切って川を行き来しています。
乗ってみると、エンジンがないのでとても静かで安定感があります。
ナイル川が意外に澄んでいるので驚きでした。

今日からナイル川を下る船に乗ります。
船からネットにつなげたらまたブログを更新します!
by mayumiish | 2010-10-09 10:00 | ヨーロッパ・アフリカ

Touch and go

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タヒチの時差ボケで、変な時間に寝起きしています・・。

次の取材旅へと出かけます。
ネットにつなげられたら、なるべくブログを更新します☆

写真は、タヒチのタハア島。カラーで撮影したのにモノクロ的になりました。
(カメラ:Canon EOS 5D)
by mayumiish | 2010-10-07 01:20 | アメリカ・オセアニア

撮って、しゃべって、また撮って

タヒチの素朴な暮らしが間近に見られるタハという島から、船でボラボラ島に移動中です。

他の島へ行くとき、島を取り巻く環礁から出て、また次の環礁内に入るのですが、環礁を抜ける時、波がリーフに当たってくだける光景がダイナミック。自然のエネルギーを強く感じました。今日はサンセット時にキャプテン室に招待されたものの、雲があっていまいち。一度は必ずスコールがあったり、天気がやや不安定です。

朝から忙しいながらも、撮影のことだけ考えて一日が過ぎていくので楽しいです。ただ、私が一人のせいか、食事時などに相席で他の乗客と話す機会が多く、交流も大変。「撮って、しゃべって、また撮って」という状態です。

ことごとくアメリカ人(しかも私の親世代の方々)から声をかけられるので、船にはさぞかしアメリカ人乗客が多いんだな、と思いきや、ヨーロッパ人もけっこういるとのこと。知らない人とでも積極的に交流するのが、アメリカ人気質?船旅の楽しみ方にもお国柄が出るのでしょうか。今日会ったアメリカ人夫妻から「日本は中国とのことが問題になってますね」と言われました。そういえば、私の仕事にも影響を及ぼして、11月に予定が決まりつつあった中国取材が延期になってしまったことを思い出し・・。

島では、タヒチに住む外国人にも数名会いました。タヒチ人男性と結婚したアメリカ人女性は、島の暮らしは平和で、家にカギをかけたことがないと言っていました。また、写真家もいるもよう。タヒチ女性を多く撮影した作品を見ました。画家ゴーギャンのように孤島に浮かぶポリネシアのエキゾチズムに魅かれたのでしょうか。

インターネットが衛星回線なので速度が遅く、今のところ携帯メールは使えません。タヒチはソフトバンク圏外??
by mayumiish | 2010-09-28 15:54 | アメリカ・オセアニア

タヒチに来ています。

南太平洋のタヒチに取材に来ています。

首都パペーテの空港に、朝に到着したのですが、眼下に延々と続いた海原に、突然、ターコイズ色のサンゴ礁と険しい山がそびえるボラボラ島が現われて感動。こんな大海の中で、奇跡の島のように見えました。成田から約11時間。長旅の時は通常、通路側の席を取って寝ているのですが、今回は風景を期待して窓際を取ってみて正解でした。
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飛行機の窓から撮影したボラボラ島。ちなみに左側の窓際です。着陸直前にカメラバッグを座席付近に置いても、何も言われないゆるいタヒチ航空。

今回は一人旅です。そういえば行きの飛行機では、90%以上が日本人乗客でしたが、私と、旅行会社の添乗員とおぼしき女性の他は全員がことごとくカップルでした(泣)!やはりカップル旅に人気のあるデスティネーションなんですね。

ここから船旅です。今度は日本人を数名見かけただけ。出航前に、夕景を楽しみながらオープンエアのデッキラウンジでカクテルを1杯飲んでいたら「さっき、虹が出たのを見ましたか?」と、アメリカ人の老紳士に声をかけられ。午後、パペーテの町の背後にそびえる山のふもとからきれいな虹が立ち上る様子がつぶさに見えたのです。しっかり撮影しましたとも。

夜になって、自分の部屋でPC作業をしていたら、ぐらーっと身体が大きく揺れたので、あらら、酔っぱらったか?と思ったら、船がいつのまに出航して海上を走っていました。外は漆黒の海。バルコニーのすぐ真上には満月に近い月が輝いて、海を銀色に照らしています。そんな風景を見ながらブログを書いているところ。

明日から超多忙ですが、エネルギーがあったらなるべくまた更新します。その前に、ネットになかなかつながらない可能性も・・。
by mayumiish | 2010-09-26 19:15 | アメリカ・オセアニア

飛鳥IIの夜の思い出

台風18号が東京付近を通過した後、午後は太陽がまぶしく、
青い空には綿のような白い雲がたくさん。
それをすさまじい強風が吹き飛ばして行きました。
クルーズが台風の前に終わって良かったなとつくづく思います。

先日の船旅は、自然の姿をありありと感じた旅でもありました。
中秋の満月の夜には、空に浮かぶ月の光が海面をほのかに照らして、
水平線へと長い光の道を作っていました。

宵はおだやかな海でしたが、夜中になって波風が強く。
バルコニーデッキに出てみると、飛ばされそうな風が吹きすさび、
すぐ目の前の海は暗黒の日本海。
モノクロームの世界です。
聞こえるのは風と波の音だけ。
雲のすき間から時折差す満月の明かりで荒波が見え、
波頭だけが白く光って恐ろしいまでに幻想的でした。
足がすくむような恐怖感を覚えつつ写真を撮りましたが、
あまりの強風でカメラを静止して支えられなかったような。

その翌朝、飛鳥IIの船内で顔見知りになった年配の婦人に
「昨日の月を見た?」と話しかけられました。
船旅を何度もしている方のようです。

「とてもきれいな満月でしたね。でも夜中の海は恐ろしかったですよ」
と返事をすると、
「私はああいう風景を見たくて船に乗ってるのよ。あれも美しさの一つ。
真夜中に1人でデッキに出てみたら本当にすごかったわ」と。

自然に感動する心をいつまでも失わない人って素敵です。
彼女なら、台風の中を進む船旅もきっと楽しむことだろう、
とその年配の婦人のことを思い出したのでした。
by mayumiish | 2009-10-09 03:13 | 日本

写真家です。文章も書きます cMayumi Ishii. All rights reserved.


by mayumiish

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