カテゴリ:人々( 39 )

フォトジャーナリスト、桑原史成さん

その人の生き方の姿勢が心に触れて、背筋がピンと伸びる思いになる時があります。

桑原史成さんもその一人。
お名前は知っていたものの、今年から写真家協会の委員会でご一緒することになり、会合などでちょくちょくお会いする機会が増えました。

ある日、桑原さんにお会いすると、彼がニコニコしながら「今年、写真集を出すんだけどね、英語のタイトルをどうしようか考えてるんだ」と言いました。何の写真集なのか聞くと、水俣の写真集だというのです。1936年生まれの桑原さんは、1960年代から水俣病問題の写真を撮っていて、その集大成の写真集を出版するそうです。50年以上のライフワーク。すごいな。

今日、写真家協会の委員会でまた会ったら、写真集は印刷の段階ということで、校正のページなどを見せてくれました。そして、プロフィールの部分を指して、肩書きは写真家じゃないんだ。フォトジャーナリストだよ、と。彼が20代の頃のご自身の写真も見せてもらったのですが、ああ、その頃の魂が、桑原さんにずっと宿っているのだなと。70歳代と感じられない若々しさはきっとそのせいですね。見習いたいものがたくさん。もうすぐ出版されるという写真集がとても楽しみです。

*追記:9月25日に発売になりました!
水俣事件 The MINAMATA Disaster 桑原史成写真集

故郷の島根県津和野には桑原さんの写真美術館があるそうです。
桑原史成写真美術館
by mayumiish | 2013-09-11 00:22 | 人々

「あおいちゃんを救う会」

お世話になっている雑誌の編集者さんからお知らせいただいた情報です。
彼女の高校の後輩のお子さんが、1歳で心臓移植の手術が必要となり、
渡航しての手術費用のサポートを求めています。

今月、応援する公式サイトが立ち上がったそうです。

あおいちゃんを救う会公式サイト

11/12には中野駅前で募金活動も。

ぜひ目に留めて温かいご支援を!
by mayumiish | 2011-11-11 00:56 | 人々

祖母の手織り

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最近、母親が送ってきた着物。私の故祖母が自分で手織りして着物に仕立てたそうです。深紅と藍色の糸の絣織りで、遠めには紫色に見えます。

私には丈が短いので、ガウンとして着ることにしました。帯の代わりにベルトで留めています(笑)。厚手で張りがあり、温かいのでウールかもしれませんがよくわかりません。またはウール&シルク?ウール&コットン?

私が幼い頃、福島県の祖父母宅を訪問すると、家の脇に蚕の小屋があり、絹を作っていた記憶があります。でも、機織りまでしていたのは知りませんでした。祖母が生きているうちにそのことを知っていたら、いろいろ教えてもらえたのになあ!と残念でなりません。機織り道具も数年前まであったらしいのですが、祖母が亡くなった頃に処分してしまったそうです。カンボジアやラオスなどアジアの村では今も女性たちが日常の中で機織りをする暮らしをしていますが、日本でも昔はそうだったのでしょうね。

そういえば、祖母は、福島県に古くから伝わる民話が消えるのを危惧して、自分の知っている話を録音していたこともありました。あのテープはどうなったのかな。今度調べてみようと思います。

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(Camera: Nokia X02NK)
by mayumiish | 2011-01-21 10:37 | 人々

ウィキリークスをまとめたビデオ

ウィキリークスが世界を騒がせていますね。

でも、日本ではそれほど報道されていない印象で驚きです。近ごろ私は、ニュースを含めてさまざまな情報をツイッターなどネットから得ることが多いですが、ニュースはテレビや新聞のみから得る人々もいるでしょうし、ネットを利用するしないで、情報内容の乖離の大きさを感じるこの頃です。

スウェーデンの公共テレビSVTが、ウィキリークスのこれまでの歴史や関係者のインタビューをまとめた番組を制作しました。わかりやすく作られていると思いますのでご紹介。

SVT(スウェーデン公共テレビ)「WikiRebels」(英語)

この中で、ジュリアン・アサンジ氏と共にウィキリークスを運営していたダニエル・ドムシェイベルグ氏Daniel Domscheit-Bergの言葉が印象に残りました。

「社会に対する考え方が問われている。社会は神に作られたものだとして受け入れるのか、あるいは、問題を確認したら創造的な解決法を見つけていくのか。それはあなたが社会の見物人なのか、参加者なのかということ」

「トップダウンだけでなく、ボトムアップでも変化を起こせるということがわかった」

この人は、現在はアサンジ氏と意見の相違で分かれて、OpenLeaksという組織を作って活動を始める様子。今後の行方をますます注目しています。
by mayumiish | 2010-12-14 01:41 | 人々

ゴーヴィンダズの

12月ももうすぐ半ばですね。1年は早いなあ。

今年の初夏に出版したベジタリアン・レシピ本
『食べるヨガ―今日からはじめる菜食レシピ48 』(企画・撮影担当)の著者である
村田由恵さんがブログを始めました。

ブログ 食べるヨガ〜生きるヨガ

村田さんは中野にある人気のベジタリアンレストラン
「ゴーヴィンダズ」のオーナーです。ご自身も長年のベジタリアン。
しっかりと地に根ざした彼女の生き方から出る言葉は、いつも心に響きます。

「食べるヨガ」の本の中に調味料の分量のミス表記があったそうで、
村田さんのブログの中で訂正が紹介されています。
本をお買い上げの方は、それもチェックしてみて下さい。
by mayumiish | 2010-12-11 00:52 | 人々

気の通り

東京は寒さがゆるい週末でしたね。

昨日は江東区の森下で、ある落語家さんを撮影しました。いわゆる師匠。
さりげないロケーションでの撮影だったのですが、
師匠のたたずまい、風貌がとても快く。

人物の撮影をする時、不思議とごくたまに、天からの気のようなものが
スーッとその人の中を通り抜けているような感じを受ける人がいますが
昨日の師匠が、まさにそんな人。

余分なものがそぎ落とされた匠の風貌っていいなと
改めて思ったそんなひとときでした。

その後、森下から散歩して小名木川沿いを通り、隅田川が合流する
萬年橋まで歩きました。そして隅田川沿いをずっと。
途中、初めて東京スカイツリーを肉眼で目撃。
カイロで見たカイロタワーに形が似ている気がしました。
東京の新たなランドマークになりそうな存在感たっぷり。

そのまま隅田川沿いを気ままに歩いて写真を撮っていたら、
自分のいる場所がすっかりわからなくなってしまい、迷子に。
通りすがりの人に尋ねたところ、半蔵門線の水天宮前近くまで歩いていました。
後で地図を見たら、森下から水天宮まで、それほどの距離では
ないんですね。隅田川をはさんで東西。
あの界隈、面白いのでまた行きたいと思います。
by mayumiish | 2010-11-28 23:28 | 人々

チャリティーイベント/300円で5食分

参議院議員選挙。投票に行きましたか?政治がまた様代わりですね・・。

土曜日に、渋谷の「PINK COW」という店で開催されたチャリティーイベント「ゴーヴィンダズ・カルチャーセッション WA」に行きました。インドで最も貧しい州ビハールのブッダガヤで貧しい子供たちのために運営されている学校「ニランジャナ・スクール」を支援するチャリティーの会です。

ニランジャナ・サワセンガのホームページ

ニランジャナ・サワセンガの代表、山中章代さんによると、校舎のある学校、分校、青空学校、孤児院を含めて1,000人ほどの子供たちをケアしているそうです。クリニック、裁縫教室なども行い、井戸を掘る活動も支援しているとのこと。そこをサポートする形で、さらに別のNGO団体が活動し、貧しい家庭の児童の給食を助けるプロジェクトなども紹介されていました。スタッフの方々と話したら、子供たちの明るい笑顔のために、純粋になんとかしたいという気持ちでサポートする心が感じられ、全体の雰囲気がなんだかとても良い会でした。

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(カメラ:ノキア携帯X02NK)
会場で売られていたミサンガを買いました。インドの子供たちによる手作りで、一つ300円のミサンガにつき、子供の5食分のランチがまかなえるそうです。その食事さえ食べられないギリギリの生活の子供たちもまだ大勢いるんだろうな。

「カルチャーセッション WA」の主催は中野のベジタリアン・レストランGovinda's ゴーヴィンダズのオーナー、村田由恵さんご夫妻たち。村田さんは先日出版された「食べるヨガ」―今日からはじめる菜食レシピ48 の著者です。

イベントでは、ヴェーダ文献研究家のスワミによるレクチャー「インド占星術とカルマ」などもあり、インド人の占星術家に、簡単なインド占星術もやってもらいました。私の生年月日、生まれた時間、場所のデータが示すところによると、月を司るチャンドラが守護神で、そこにエネルギーを与えている主催神はクリシュナ(横笛を奏でるハンサムな神さま)とのことです。と言われても「???」という感じですが、芸術関係の仕事に向いている、今年の運気も良いが、来年の1月から新しいことを始めると良い、などのアドバイスも受けました。チャンドラが象徴するものは「芸術・旅行・コミュニケーション」だそうで、ふむ、けっこう当たっているかも?
by mayumiish | 2010-07-11 17:13 | 人々

インドにざくざく中国陶磁

先日、知り合いのフリー編集者さんに誘われてある講演会に行きました。

「海のシルクロードとインド」というテーマで、東京大学名誉教授・辛島昇氏によるお話しです。

ヨーロッパによるいわゆる大航海時代のずっと前に、アジアでは交易が進んでいたというお話。南インドやスリランカには貿易港の遺跡や歴史資料が多々残り、中国から渡ってきた陶磁器の破片がたくさん見つかったそうです。特に、青磁・龍泉窯の破片が多かったらしい。

私も中国陶磁器が大好きで、中国の古窯や遺跡を訪ね歩いては陶磁器の破片をいろいろ拾ってきたので、辛島氏が見せた磁片たちにすっかり心躍ってしまいました。まさに龍泉窯!そして明代景徳鎮の青花(染め付け)!陶磁器の破片の何が面白いかというと、胎土の色や質、そして釉薬の厚み具合、色合い、意匠などで時代が見えることなのです。

辛島氏は南インドの長年の研究家で、インド関連の著作も多いそう。昨年は著作「インド・カレー紀行―カラー版 」(岩波ジュニア新書)を出版したそうです。ぜひ読みたいな。

一方、講演会に誘ってくれた編集者の田中好さんが編集した本も、昨年末出たばかりです。「人生が変わる!ウォーキング力」 (青春新書)。しばらく前にウォーキングのエクササイズで一世を風靡(?)したデューク更家さんの本とのことです。最近、原稿仕事で体重が1キロ以上増えた気がするので、こちらも興味ある一冊です。
by mayumiish | 2010-01-22 22:52 | 人々

アンダーザツリー/チャリティー展その2

先日、今月はチャリティーイベントのお知らせがいろいろ来てます、
と書きましたが、今週末から始まるイベントをご紹介します。

●第8回 アンダーザツリー展 「バーンロムサイ ハートマーケット」 
- 気に入ったモノを買う、それが子どもたちへの支援となります!-

2009年12月18日(金)〜26日(土) 11:00〜19:00 (最終日は16:00まで)
メイン会場:六本木 AXIS ビル 4F 「AXIS GALLERY」
「バーンロムサイ ハートマーケット」用に特別に制作した限定品や
タイの雑貨品などの販売。
ベトナム枯葉剤被害者の会への紹介・寄付のコーナーなど。

特設会場:六本木 AXIS ビル 3F 「Savoir Vivre」
バーンロムサイの定番商品を販売。

バーンロムサイは、両親をエイズで亡くしてしまい
自分たちもHIVに母子感染した孤児たちの生活施設。
ジョルジオ アルマーニ ジャパン社の資金協力を得て、
1999年12月にタイのチェンマイ郊外に開設されたそうです。

昨年、友人に誘われてこのイベントを訪問した際は
多数のアーティストによる手作りのチャリティーベアーを
販売してましたが、今年はバーンロムサイの手作り製品や
タイの雑貨を販売するようです。

詳しくは「バーンロムサイ マーケット」のサイトをご参照下さい!
by mayumiish | 2009-12-17 20:09 | 人々

夏の盛りに

朝早く起きて窓を明け放したら、
ミンミンと絶叫するセミの鳴き声が飛び込んできました。
どうしてセミはあのように大音量で鳴く虫なのでしょう。

夏は太陽が上るのが本当に早く、
写真撮影するなら6:00にはすでに朝の光が終わってます。
私好みの光という意味ですが。

今日は終戦記念日。正しくは敗戦の日。
1945年の今日もこんなに暑い日だったのでしょうね。

尊い命を亡くした方々の遺族たちは、「何のために」
という思いでいっぱいだったのではないでしょうか。
私だったらそう思う気がします。
でもきっとそれは、戦勝国でも同じことかもしれません。
自分の意志でないのに、国民ということだけで戦争で戦わされたのだったら。

戦争で悲しい目に合うのは、いつだって決定者でなくて
一般庶民です。海外の各地で今も続く戦いを見れば一目りょう然。
はるか古代から同じ構図ということは、
人類によるテクノロジーは進化しても、社会を形作る構図や精神は、
あまり変わっていないことを示していますね。
そしてそれは、今後も続いていくのでしょうか・・・。
無関心のままだときっとそうなのでしょう。
全ては私たち次第?

 
by mayumiish | 2009-08-15 08:59 | 人々

写真家です。文章も書きます cMayumi Ishii. All rights reserved.


by mayumiish

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