石井真弓のブログ◎Apertures mayumii.exblog.jp

好きなリンク先を入れてください

写真家です。文章も書きます cMayumi Ishii. All rights reserved.


by mayumiish

つぶらな瞳


東京はやっとうららかな春。
でもまた寒い日に数日戻るとか?

知り合いのYさんから写真集を見せてもらいました。
植田正治の「童暦」と濱谷浩の「こども風土記」です。
どちらの写真家も昭和半ばのいきいきとした子供たちの
さまざまな様子を、モノクロ写真でとらえたとても良い本でした。
当時の日本のたたずまいが、現在のアジアの国に重なって見えました。
写真集は現在かなりの値段で、コレクションアイテムらしいです。

濱谷浩(1915-1999)は、私の好きな写真家の一人です。
テーマと構図の強さ。
代表作「裏日本」「雪国」など、日本人の写真を撮影、
写真家集団マグナムにも参加していたことがあります。

彼の「こども風土記」の中の言葉に、
「おとなの世界の魔法の空気、
濁って醜い空気の重苦しさに耐えている時、
ふと、こどもの国の素晴しさを振りかえったからでしょう」
とあるのを見つけました。
なんとなくわかるような気もします。

カメラのレンズをまっすぐな瞳でのぞき込む子供たちの
つぶらな瞳をじっと見つめながら、こちらの心がピュアになる
感覚を覚えることが多々あり。


a0086851_1123639.jpg
(バングラデシュの少女)

a0086851_18275.jpg
(ミャンマーの少女)

a0086851_193910.jpg
(カンボジア、アンコール遺跡の近くの村に住む子供たち)

a0086851_1115318.jpg
(ヤップ島の少女)

つぶらな瞳に会いに、また旅をしたくなりました。

そういえば先日、ある女性のポートレートを撮影したら、
「自分がきれいに見える」と喜んでいただきました。
実は、その人の瞳にピュアなものが宿っていると、
私はそれを捉えれば良いだけなのです。
それを、スピリットと呼ぶのかな・・。
Commented by ムッシュ&フッキー at 2010-04-22 21:12 x
ミャンマーの少女はよく見かけますね。子供の表情は活き活きとしていて、心も温まりますね。
Commented by mayumiish at 2010-04-22 22:39
ムッシュ&フッキーさん ポジをスキャンした写真が少ない中、ミャンマーの少女はその1枚なのです。最近も写真をたくさん撮っていますか?子供の写真は短いレンズで撮りやすいと思いますよ。
Commented by ミック at 2010-05-01 23:58 x
もし、子供たちやご両親に作品を見せることができたのなら
もっと素晴らしいですね。

見ている私たちでさえ感動出来るのだから^^
Commented by mayumiish at 2010-05-02 00:17
ミックさん おひさしぶりです。そうですね、本人たちに見せたいものです。以前、撮影したカンボジアの子供を約3年後に再訪したら、その子がすっかり大きくなっていました。
by mayumiish | 2010-04-22 02:32 | Photography | Comments(4)